鎌倉女子大学中等部は、神奈川県鎌倉市に位置する私立の中学校および高等学校として、多くの生徒に選ばれています。本記事では、学校の基本情報から2024年度の入試情報、実際の学校生活、効果的な受験対策法まで、入学を検討している方々に必要な情報を網羅的にご紹介します。鎌倉女子大学中等部の魅力や特徴を深掘りし、読者が安心して進学を決断できるようサポートします。

伝統と革新を併せ持つ女子校

鎌倉女子大学中等部は、神奈川県鎌倉市にある私立女子中高一貫校です。1948年に創立され、長い歴史の中で品格と知性を育む教育を実践してきました。運営母体である学校法人鎌倉女子大学の附属校として、幼稚部から大学院まで一貫した教育環境を提供しています。2021年には新校舎が完成し、より充実した学習環境が整いました。また、2026年度からは男女共学化を予定し、次世代に向けた新たな教育の展開が期待されています。

鎌倉女子大学中等部の基本情報

通いやすい立地と充実したアクセス環境

鎌倉女子大学中等部は、神奈川県鎌倉市に位置し、公共交通機関を利用した通学に便利な立地が魅力です。最寄りのJR根岸線本郷台駅からは徒歩約15分、またJR大船駅からはバスで約10分とアクセスしやすい環境が整っています。さらに、京急線上大岡駅や金沢八景駅からもバス1本で通学可能です。周辺には自然が多く、落ち着いた環境の中で学習に集中できる点も特徴のひとつです。安全かつ快適な通学環境が、生徒の充実した学校生活を支えています。

感謝と知性を育む伝統校

鎌倉女子大学中等部は、建学の精神として「感謝と奉仕に生きる人づくり」を掲げ、知性と品位を兼ね備えた女性の育成を目指す私立中高一貫校です。学びの基本として「ぞうきんと辞書を持って学ぶ」姿勢を大切にし、実体験を通じた学びと主体的な探究心を養います。また、「人・物・時を大切にする」価値観を重んじ、豊かな人間性の育成にも力を入れています。長い歴史の中で培われた教育理念が、次世代へと受け継がれています。

世界に羽ばたく女性を育成する教育

鎌倉女子大学中等部は、「豊かな人間性」と「確かな学力」を育むことを重視し、国際社会で活躍できる女性の育成を目指しています。学びの基盤として、9教科をバランスよく学びながら、仲間と共に「わからない」を共有し、深い理解へとつなげる教育を実践。また、高等部では英検2級取得を目標に「使える英語」を磨きます。高度な知識を習得する「国際教養コース」と、幅広い学びで社会貢献を目指す「プログレスコース」を通じ、一人ひとりの未来を力強く支えます。

鎌倉女子大学中等部・高等部の詳細はこちら

入試の特徴と進学実績

入試のポイントと進学先

鎌倉女子大学中等部の偏差値は48程度で、国際教養コースはプログレスコースよりもやや高い難度となっています。卒業後は、内部推薦を利用して鎌倉女子大学へ進学できるほか、日本女子大学や相模女子大学などの私立大学へ進む生徒も多くいます。入試は推薦と一般の2種類があり、推薦では面接が課され、一般入試では3科目受験または書類選考が行われます。過去問演習や模擬面接を重ね、入試対策を万全にすることが大切です。

中等部入試について

鎌倉女子大学中等部の入試には、国際教養コースとプログレスコースの2種類があります。国際教養コースは4科目(国語、算数、理科、社会)と適性検査の選択式で受験でき、プログレスコースは2科目(国語、算数)のみで受験します。国際教養コースの受験生は、プログレスコースへのスライド判定も可能です。英検の取得に応じた加点措置があり、特待生制度も設けています。さらに、帰国生入試では自己PR作文と面接による選考が行われます。

鎌倉女子大学への進学

鎌倉女子大学中等部は、鎌倉女子大学への進学が可能な学校です。内部推薦制度を活用し、毎年約30名の生徒が大学に進学します。進学予定者は、高等部3年生から大学の授業を履修することができ、実践的な学びを早期に体験できます。また、併願推薦制度を活用し、他大学への進学も可能です。鎌倉女子大学では、家政学部や教育学部、児童学部などで、栄養士や保育士、教員などの専門資格を取得することができます。

最新の募集要項はこちら

学校生活のリアル

生徒の一日

鎌倉女子大学中等部の一日は、元気な朝の挨拶から始まります。学校では、心を磨く修養の鐘が鳴り、日々の学びや活動に取り組む時間が続きます。朝8時10分には登校し、校門で一礼。8時25分の修養の鐘でホームルームが始まり、授業が8時40分からスタートします。昼休みを挟み、午後には再び修養の鐘が鳴り、授業が続きます。16時05分にホームルームと掃除が終わり、放課後は講習やクラブ活動が行われます。18時には完全下校となり、充実した一日が終わります。なお、土曜日は休業日です。

鎌倉女子大学中等部・高等部制服

鎌倉女子大学の制服は、デザイン性と機能性が調和した上品なスタイルです。中等部の制服は、チェック柄の可愛らしいデザインのスカートに、チャコールグレーのラインで縁取られたブラウスが特徴。高等部の制服は、落ち着きのある女性らしいスカートで、よりシンプルで大人びた印象を与えます。冬にはウール素材のオーバーコートが暖かさを提供し、ローファーやスラックス(高等部のみ)で歩きやすさも兼ね備えています。通学には、サブバッグやデイバッグとしても使えるスクールバッグが便利。校章は「知育・徳育・体育」を象徴し、学生の成長に必要な「知恵・思いやり・勇気」を表しています。

鎌倉女子大学中等部・高等部の年間行事

鎌倉女子大学では、年間を通じて多彩な行事が行われ、生徒たちはさまざまな体験を通じて成長します。4月には入学式が行われ、新入生オリエンテーションやエンカウンター講座が実施され、学校生活のスタートを切ります。5月には立居振舞講座やコミュニケーション講座、体育祭が行われ、6月には合唱コンクールが開催されます。7月から8月にかけては校外学習や芸術鑑賞、夏期講習のほか、海外研修旅行もあります。9月には高2の修学旅行、10月にはキャリア講演会、11月には文化祭「みどり祭」が行われ、12月には卒業記念講演会や冬期講習も実施されます。さらに1月から2月にはエンカウンター講座や冬期講習が続き、3月には卒業式や修了式が行われます。

鎌倉女子大学中等部・高等部のクラブ活動

鎌倉女子大学中等部・高等部では、さまざまな文化部・運動部が活発に活動しており、生徒たちは自分の興味や特技を伸ばす機会を持っています。文化部では、マーチングバンド部やフェアリーコンソート部(フルートとハープのアンサンブル)、茶道部、ESS(英語研究部)、美術部など多彩なクラブがあります。運動部では、弓道部、なぎなた部、新体操部、バスケットボール部、バレーボール部、テニス部などがあり、それぞれの競技で技術向上を目指しています。高等部のみ活動するクラブもあり、個々のクラブが生徒の成長をサポートしています。

学校生活の詳細はこちら

よくある質問

Q1: この学校の学習環境についてどう思いますか?

A1: 学校では、勉強に取り組む子に対して非常に手厚いサポートがあり、難関大学を目指すことができる環境です。自習環境も整っており、塾なしでも成果が出せるという点が魅力です。

Q2: 部活動の雰囲気はどうですか?

A2: 部活動はとても活気があり、特にマーチングバンド部は全国レベルで素晴らしい成績を収めています。運動部も文化部も活発で、学校全体で部活を全力で楽しんでいます。

Q3: この学校の校則についてどう思いますか?

A3: 校則は基本的に当たり前のことを守るもので、厳しすぎることはありません。例えば、髪型に関しても特に厳しくなく、娘も厳しさを感じていないようです。

Q4: 学校の治安やアクセスはどうですか?

A4: 学校はアクセスが良く、バス停が目の前にあり、周辺の環境も非常に良好です。安全な地域にあり、通学がとても便利です。

Q5: この学校の施設について教えてください。

A5: 新しいフットサルコートをはじめ、施設はとても充実しています。体育館や図書館も非常に綺麗で快適に使えるため、学びやすい環境が整っています。

Q6: 制服についての感想はどうですか?

A6: 制服は非常に可愛くて、買い直しもしやすいデザインです。学校の規定に沿った制服スタイルも簡単に取り入れやすく、全体的に清潔感があります。

まとめ: 鎌倉女子大学中等部の魅力を再確認

鎌倉女子大学中等部は、充実した教育環境と多彩な活動を通じて、生徒一人ひとりの成長をサポートしています。入試情報や学校生活のリアルな側面、効果的な受験対策法など、入学を検討する上で必要な情報を提供しました。ぜひ、説明会に参加したり、資料請求を行い、実際の学校環境を確認してください。鎌倉女子大学中等部での充実した学生生活が、あなたの未来をさらに豊かにすることでしょう。

説明会への参加や資料請求はこちらから