

広尾学園小石川中学校・高等学校は、東京都文京区本駒込に位置する私立中高一貫校です。広尾学園との教育連携のもと、2021年に共学化・校名変更して以来、急速に偏差値が上昇し、都内屈指の人気校となっています。
広尾学園小石川の偏差値は、中学受験において四谷大塚の80偏差値で62~64、50偏差値で58~60となっています。首都圏模試センターの偏差値では69~73と、難関校に位置づけられます。高校受験の偏差値は58~60です。
| 模試・塾 | 80偏差値 | 50偏差値 |
|---|---|---|
| 四谷大塚 | 62~64 | 58~60 |
| 首都圏模試センター | 69~73 | 68~70 |
開校からわずか数年で偏差値が大幅に上昇している点は、広尾学園小石川の大きな特徴です。広尾学園ブランドの教育力と国際教育への注目度が、受験生の人気を集めている要因といえるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 広尾学園小石川中学校・高等学校 |
| 所在地 | 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-29-1 |
| 最寄り駅 | 都営三田線「千石駅」A1出口より徒歩2分 |
| 設立 | 1909年(2021年校名変更・共学化) |
| 種別 | 私立・共学・中高一貫校 |
| コース | 本科コース / インターナショナルコース(AG・SG) |
| 公式サイト | https://hiroo-koishikawa.ed.jp/ |
アクセスは都営三田線の千石駅から徒歩わずか2分と非常に便利です。そのほか、東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩12分、JR山手線「巣鴨駅」「駒込駅」から徒歩13分でも通学が可能です。
本科コースは、国内の難関大学への進学を目指すコースです。中学1年次から文系・理系を問わずバランスよく学び、高校2年次から文系・理系に分かれて各自の進路実現を目指します。1年次から本格的なキャリア教育プログラムが用意されており、特に「読解力」と「発信力」の育成に力を入れています。プレゼンテーションや論文執筆といった実践的な取り組みを通じ、大学入試だけでなく社会で活躍できる力を養成します。
インターナショナルコースは、グローバル人材の育成を目的とした広尾学園小石川の看板コースです。以下の2つのグループで構成されています。
| グループ | 対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| アドバンストグループ(AG) | 帰国子女など英語力のある生徒 | 各専門分野の外国人教員が英語で授業を実施。海外難関大学への進学を目指す |
| スタンダードグループ(SG) | 入学後に英語力を伸ばしたい生徒 | 入学時の英語力は不問。国内外の難関大学への進学を目指す |
AGとSGは同じクラスに所属し、日常的に英語を使う環境が自然に形成されます。AGの数学・理科は本科コースやSGと同じ進度・教材を使用し、地理・歴史・公民は英語と日本語の両方の教科書を用いてバイリンガルで学びます。
広尾学園小石川の教育理念は「自律と共生」です。自ら課題を見つけ出し乗り越える力と、多様な価値観を持つ人々と協働して課題解決に取り組む力の両方を重視しています。広尾学園との教育連携により、同校の先進的な教育ノウハウが直接導入されている点も大きな強みです。
| 入試区分 | 入試日 | 定員 | 出願数 | 出願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回(本科・SG) | 2月1日(午前) | 25名 | 215名 | 8.6倍 |
| 第2回(本科・SG) | 2月1日(午後) | 20名 | 352名 | 17.6倍 |
| 国際生AG回 | 2月2日(午前) | 15名 | 90名 | 6.0倍 |
| 第3回(本科・SG) | 2月3日(午後) | 25名 | 547名 | 22.0倍 |
| 第4回(本科・SG) | 2月6日(午後) | 10名 | 499名 | 49.9倍 |
2025年度入試では、第4回の出願倍率が49.9倍に達するなど、非常に高い競争率となりました。年々出願者数が増加しており、広尾学園小石川の人気の高さがうかがえます。
| コース | 試験科目 |
|---|---|
| 本科・SGコース | 国語・算数・理科・社会(4教科) |
| 国際生AGコース | 英語・算数・面接 |
受験料は25,000円です。同時出願の場合は何回でも同額で、追加出願は1回につき5,000円となっています。複数回の受験を検討している場合は、同時出願がお得です。
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 300,000円 |
| 授業料(年額) | 480,000円 |
| 積立金(月額) | 14,000円 |
| 初年度納入金合計 | 約1,557,600円 |
| 中学3年間費用合計 | 約3,614,800円 |
なお、インターナショナルコースで英語取出授業を受講する場合は、教育充実費として月額10,000円が別途必要となります。最新の学費情報は公式サイトの受験情報ページでご確認ください。
広尾学園小石川は2021年に共学化・校名変更したばかりの新しい学校であり、同校としての卒業生の本格的な大学合格実績はこれから積み上がっていく段階です。
教育連携校である広尾学園高等学校の2025年度合格実績は以下の通りで、広尾学園小石川でも同等の教育プログラムが展開されていることから、今後の実績向上が期待されています。
| 大学・区分 | 合格者数(現役) |
|---|---|
| 東京大学 | 18名 |
| 京都大学 | 2名 |
| 早慶上理 合計 | 372名(現役343名) |
| GMARCH 合計 | 189名 |
| 医学部 合計 | 91名 |
広尾学園は海外大学への進学実績も豊富で、206名が海外大学に合格しています。広尾学園小石川のインターナショナルコースでも同様のグローバル進学支援が行われており、海外大学進学を視野に入れた教育が特徴です。
校舎は地下1階・地上4階建てで、開放感のある清潔な空間が特徴です。エントランスには世界地図時計が設置され、廊下には世界地図や惑星の位置関係を描いた壁画があるなど、知的好奇心を刺激する工夫が随所に見られます。
| 施設名 | 概要 |
|---|---|
| アリーナ | 体育の授業や行事で使用する多目的スポーツ施設 |
| サイエンスラボ | 理科の実験・探究活動に対応した本格的な実験室 |
| ギンコホール | 講演会・発表会などに使用する多目的ホール |
| 外部グラウンド | 千葉県市川市にサッカーグラウンドとテニスコートを保有 |
都心の文教地区に立地しているため、敷地面積は限られていますが、施設の充実度と清潔さは高い評価を受けています。
広尾学園小石川では、勉強と部活動の両立を推進しています。特にサッカー部は前身の村田女子高校時代から全国大会の常連であり、卒業生がなでしこリーグで活躍するなど実績があります。共学化後は男女ともに活発な部活動が展開されています。
生徒の自主性を重んじる校風のもと、文化系・運動系ともに多様な部活動が用意されており、インターナショナルコースの生徒と本科コースの生徒が部活動を通じて交流する機会にもなっています。
広尾学園小石川の偏差値が年々上昇している背景には、主に以下の3つの要因があります。
教育連携校である広尾学園は、東大合格者を含む難関大学への高い合格実績と、海外大学への進学実績で知られています。広尾学園の教育ノウハウがそのまま導入されていることが、保護者・受験生からの信頼につながっています。
インターナショナルコースのAG・SG制度により、帰国子女だけでなく英語初学者にも門戸が開かれています。外国人教員による英語での授業や、バイリンガル教育の環境は他校にはない魅力です。
千石駅から徒歩2分という好立地は、通学の利便性において大きなアドバンテージです。都心部の文教地区に位置しており、安全で落ち着いた学習環境が整っています。
広尾学園小石川の受験を検討する際に押さえておきたいポイントをまとめます。
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 複数回受験の活用 | 同時出願なら受験料が追加不要。複数回チャレンジで合格可能性を高められる |
| 午後入試の活用 | 第2回・第3回・第4回は午後実施。午前に他校を受験した後にチャレンジ可能 |
| コース選択 | 本科とインターナショナル(SG)は同じ試験。AGは別日程・別試験科目 |
| 倍率の高さ | 特に後半日程は高倍率。第1回・第2回での合格を確実にする対策が重要 |
4教科型の入試では、算数の難易度が年々上がっている傾向にあります。過去問演習を十分に行い、出題傾向を把握した上で本番に臨むことが合格への近道です。
広尾学園小石川中学校・高等学校は、四谷大塚の80偏差値で62~64、首都圏模試で69~73と、設立からわずか数年で難関校の仲間入りを果たした注目の中高一貫校です。広尾学園との教育連携による質の高い教育プログラム、充実したインターナショナルコース、そして千石駅から徒歩2分の好アクセスなど、多くの魅力を備えています。
入試の競争率は年々激化しており、2025年度入試では最大49.9倍という高倍率を記録しました。受験を検討されている方は、早めの対策開始と複数回受験の活用を視野に入れて準備を進めることをおすすめします。
最新の入試情報や学校説明会の日程は、広尾学園小石川公式サイトの受験情報ページでご確認ください。