

芝浦工業大学附属中学高等学校は、東京都江東区豊洲に位置する私立の共学校です。芝浦工業大学の附属校として、理工系教育に強みを持ちながらも、文系進学にも対応した幅広いカリキュラムを提供しています。
2017年に板橋区から豊洲の新キャンパスへ移転し、最新設備を備えた学習環境が整っています。中学募集定員は155名で、複数回の入試が実施されます。
| 学校名 | 芝浦工業大学附属中学高等学校 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区豊洲6丁目2-7 |
| 区分 | 私立・共学 |
| 偏差値(男子) | 67.5 |
| 偏差値(女子) | 68 |
| 募集定員 | 155名 |
| 入試日程 | 2/1、2/2、2/4 |
| 入試科目 | 3教科(国語・算数・理科/英語)、2教科 |
| 課程 | 普通科 |
| 電話番号 | 03-3520-8501 |
| 公式サイト | https://www.fzk.shibaura-it.ac.jp/ |
偏差値は男子67.5、女子68と、都内でも上位に位置する難関中学校です。近年は共学化や豊洲移転の効果もあり、志願者数・偏差値ともに上昇傾向にあります。
芝浦工業大学附属中学校の入試は、第1回(2/1)、第2回(2/2)、特色入試(2/2)、第3回(2/4)の計4回実施されます。いずれの回も高い倍率となっており、特に後半の日程ほど難易度が上がる傾向があります。
| 入試回 | 募集定員 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 試験日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1回入試 | 75名 | 386名 | 97名 | 4.0倍 | 2/1 |
| 第2回入試 | 40名 | 371名 | 70名 | 5.3倍 | 2/2 |
| 特色入試 | 15名 | 139名 | 23名 | 6.0倍 | 2/2 |
| 第3回入試 | 25名 | 289名 | 35名 | 8.3倍 | 2/4 |
| 入試回 | 募集定員 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 試験日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1回入試 | 75名 | 446名 | 98名 | 4.6倍 | 2/1 |
| 第2回入試 | 40名 | 398名 | 61名 | 6.5倍 | 2/2 |
| 特色入試 | 15名 | 187名 | 22名 | 8.5倍 | 2/2 |
| 第3回入試 | 25名 | 319名 | 28名 | 11.4倍 | 2/4 |
2023年度の第1回入試は実質倍率4.0倍、第3回入試は8.3倍と、いずれの回も高い競争率が続いています。2022年度と比較すると、受験者数はやや減少傾向にあるものの、合格者数も絞られているため倍率は依然として高水準です。
なお、2026年度入試からは約10年ぶりに社会科の出題が復活し、「論理社会」として新たに導入される予定です。受験を検討する方は、最新の募集要項を公式サイトで必ず確認してください。
芝浦工業大学附属中学校の教育の柱は「授業第一主義」です。学校生活の大部分を占める授業に全力を注ぎ、生徒が効果的に学習できるよう常に授業研究を行っています。一方で、学習は「教わる」ものではなく「自ら学び進める」ものという理念のもと、自立学習の姿勢を重視しています。
本校の最大の特徴は、芝浦工業大学との連携によるSTEAM教育(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics)の実践です。日本の中高ではTechnologyとEngineeringの専門教員が少ないことが課題ですが、大学の全面的な協力のもと、質の高いものづくり体験を展開しています。
| 学年 | プログラム名 | 内容 |
|---|---|---|
| 中学1年 | 工学わくわく講座 | スパゲッティブリッジの製作など |
| 中学2年 | ロボット講座 | 教育用ロボット「ビートル」の製作 |
| 中学3年 | ものづくり体験講座 | 段ボール飛行機・金属フィギュア制作など(年5講座) |
週2~3時間の「SD(Self Development:自立学習)」の時間が授業枠として設定されています。この時間では、生徒が自ら課題を見つけ、計画を立てて学習に取り組みます。「考え・導く」力を育てる自立した学びを目指しており、教師は補助的な役割に徹する点が特徴的です。
IT・GC(Global Communication)・総合探究の3分野からなる「SHIBAURA探究」も大きな魅力です。生徒一人ひとりが批判的な思考力と論理的な表現力を磨き、社会や世界に貢献できる人材を育成することを目指しています。
私立中学校を選ぶうえで気になるのが学費です。芝浦工業大学附属中学校の学費を詳しく見てみましょう。
| 項目 | 金額(年額) |
|---|---|
| 初年度納入金合計 | 1,203,480円 |
| 2年目以降の年間費用 | 923,480円 |
初年度は入学金を含めて約120万円、2年目以降は約92万円となっています。私立中学校の中では標準的な水準ですが、理工系の実験・実習設備が充実していることを考慮すれば、費用対効果は高いといえるでしょう。詳細な内訳は公式サイトの学費ページをご確認ください。
芝浦工業大学附属中学高等学校は附属校としての内部進学の強みを持ちながら、他大学への進学実績も着実に伸ばしています。内部進学率は約50%弱で、残りの生徒は外部の難関大学へ進学しています。
| 大学群 | 合格者数 |
|---|---|
| 国立大学(東北大、千葉大 他) | 15名 |
| 早慶上理 | 45名 |
| GMARCH | 65名 |
| 芝浦工業大学(推薦) | 約122名 |
| その他私立大学 | 118名 |
芝浦工業大学への推薦進学が約122名と最多ですが、早慶上理に45名、GMARCHに65名の合格者を輩出しており、附属校でありながら幅広い進路選択が可能です。医歯薬系や芝浦工大にない学部への進学を目指す生徒にも十分に対応できるカリキュラムが組まれています。進路の詳細は公式サイトの進路状況ページでご覧いただけます。
芝浦工業大学附属中学校では、運動部・文化部ともに多彩な部活動が用意されています。理工系附属校ならではのユニークな部活動も魅力の一つです。
| 区分 | 部活動名 |
|---|---|
| 運動部 | 卓球部、バレーボール部、中学バスケットボール部、弓道部、中学野球部、中学サッカー部、バドミントン部、ゴルフ部、中学硬式テニス部、水泳部、剣道同好会、ダンス同好会 |
| 文化部 | 理科部、音楽部、鉄道研究部、美術部、吹奏楽部、電子技術研究部、工作技術研究部、歴史研究部、ESS部 |
特に「電子技術研究部」「工作技術研究部」「理科部」など、理工系附属校らしい部活動が充実しています。ものづくりやプログラミングに興味のある生徒には最適な環境が整っているといえるでしょう。
芝浦工業大学附属中学高等学校の建学の精神には、以下の3つの柱があります。
| 精神 | 内容 |
|---|---|
| 敬愛の誠心を深めよう | 人間は本来一体であり、相互敬愛の誠心で結ばれ合うことで幸福な人生が開花する |
| 正義につく勇気を養おう | 社会に貢献する気概を持ち、正義を貫く勇気を育む |
| 自律の精神を培おう | 自ら考え、行動し、責任を持つ人材を育成する |
この建学の精神のもと、生徒の主体性と協調性のバランスを重視した教育が行われています。豊洲という都心のウォーターフロントに立地しながらも、落ち着いた学習環境が確保されている点も保護者から高い評価を得ています。
芝浦工業大学附属中学高等学校は、東京都江東区豊洲に位置しています。
| 住所 | 〒135-0061 東京都江東区豊洲6丁目2-7 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 東京メトロ有楽町線「豊洲駅」、ゆりかもめ「新豊洲駅」 |
| 電話番号 | 03-3520-8501 |
豊洲駅から徒歩圏内に位置しており、交通アクセスは良好です。2017年に竣工した新キャンパスは最新の教育設備を備え、充実した学習環境が整っています。
最後に、芝浦工業大学附属中学校がどのような受験生に向いているのかをまとめます。
芝浦工業大学附属中学校は、理工系教育に強みを持ちつつも、幅広い進路に対応できる柔軟さが魅力の学校です。中学受験をお考えの方は、ぜひ学校説明会や公開行事に参加して、実際の校風に触れてみることをおすすめします。最新の入試情報は公式サイトをご確認ください。