

清明学園中等部は、東京都大田区南雪谷に位置する私立の共学校です。初等部5年・中等部4年の独自の9年一貫教育を実施しており、子どもの発達段階に寄り添ったきめ細かな教育が特徴です。本記事では、清明学園中等部の偏差値や学費、入試情報、教育方針、進学実績など、受験を検討するご家庭に役立つ情報を詳しくまとめました。
まずは清明学園中等部の基本的な学校情報を確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 清明学園中学校(せいめいがくえんちゅうがっこう) |
| 設立年 | 1930年(昭和5年) |
| 校長 | 加藤一俊 |
| 所在地 | 東京都大田区南雪谷3-12-26 |
| 電話番号 | 03-3726-7139 |
| アクセス | 東急池上線「雪が谷大塚駅」より徒歩約6分 |
| 設置形態 | 私立(幼小中一貫校) |
| 男女区分 | 男女共学 |
| 1学年の人数 | 約80名(2クラス編成) |
| 制服 | あり |
| 給食 | なし(弁当持参) |
| 寮 | なし |
| 宗教 | なし |
| 公式サイト | https://www.seimei-gakuen.ed.jp/ |
清明学園は東急池上線の雪が谷大塚駅から徒歩圏内に位置し、閑静な住宅街の中にある落ち着いた学習環境が魅力です。幼稚園から中学校までを一つのキャンパスで運営しており、異年齢の交流が日常的に行われています。
清明学園中等部の偏差値は、各情報サイトによって以下のように掲載されています。
| 情報サイト | 偏差値 |
|---|---|
| みんなの中学校情報 | 40 |
| 中学受験ガイド | 41 |
清明学園中等部の偏差値は40~41程度とされています。ただし、清明学園中等部は「若干名募集」という特殊な入試形態をとっており、主に内部進学者が中心です。そのため、外部からの受験者数が限られており、一般的な偏差値の算出が難しいという事情があります。
合格最低点も非公表であるため、偏差値だけで判断するのではなく、学校の教育方針やお子さまとの相性を重視して受験を検討されることをおすすめします。
清明学園は、創立者・濱野重郎氏の教育信条「子どもと共に生き、子どもを生かし、子どもを通して生きる」を教育の根幹に据えています。子ども一人ひとりに寄り添い、望ましい生活習慣の確立と能率の高い教育を目指す方針が、創立以来90年以上にわたって受け継がれています。
清明学園の最大の特徴は、一般的な小学校6年・中学校3年ではなく、初等部5年(1~5年生)・中等部4年(6~9年生)という独自の区分を採用している点です。9年間を以下の3つの教育期に分けています。
| 教育期 | 対象学年 | 重点内容 |
|---|---|---|
| 第1教育期 | 幼稚園~2年生 | 体験を通じた感性・好奇心の育成 |
| 第2教育期 | 3年生~7年生 | 基礎学力の定着と自発的な学びの姿勢づくり |
| 第3教育期 | 8年生~9年生 | 進路を見据えた学力向上と個別指導 |
このように、子どもの発達段階を細かく捉えた教育期の区分により、一般的な「小1プロブレム」や「中1ギャップ」といった問題を回避しやすい仕組みとなっています。
清明学園では、6年生(中等部1年目)から教科担任制を導入しています。これにより、各教科の専門教員による質の高い授業が受けられます。さらに7年生からは習熟度別学習がスタートし、生徒一人ひとりの理解度に応じた指導が行われます。
9年生(受験学年)になると、夏季・冬季の講習会や個別指導が実施され、高校受験に向けた手厚いサポート体制が整えられています。
清明学園中等部の年間授業時数は約1,188時間(50分換算)で、主要5教科の年間授業時間は約840時間です。これは文部科学省の学習指導要領の約1.3倍にあたり、基礎学力の充実に重点を置いた教育が行われていることがわかります。
清明学園中等部の学費は以下の通りです。
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 200,000円 |
| 施設費 | 70,000円 |
| 後援会入会金 | 10,000円 |
| 寄付金(任意・1口以上) | 100,000円~ |
| 合計(寄付金除く) | 280,000円 |
年間の学費は約62万円とされています。東京都の私立中学校の平均学費と比較すると、清明学園中等部は比較的リーズナブルな学費設定となっています。少人数制のきめ細かい教育を受けられることを考慮すると、費用対効果の高い学校といえるでしょう。
最新の学費情報については、学校の公式サイトまたは直接お問い合わせ(平日10:00~15:00)でご確認ください。
清明学園中等部の入試に関する基本情報をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人数 | 若干名 |
| 試験科目 | 国語・算数・面接 |
| 出願方法 | 学校窓口にて受付 |
| 合格発表 | 試験当日または翌日 |
清明学園中等部は、内部進学者が大半を占めるため、外部からの募集は「若干名」に限られています。定員が少ないため、倍率や合格最低点は公表されていません。
入試では学力試験に加えて面接が実施されます。清明学園の教育方針への理解や、お子さまの学びに対する姿勢が重視されるため、学校説明会や見学会には積極的に参加しておくことが大切です。
最新の入試日程や募集要項については、清明学園中等部 公式入学案内ページでご確認ください。
清明学園中等部は高校を併設していないため、全員が外部の高校を受験します。9年間の一貫教育で培った基礎学力を武器に、難関校への進学実績も残しています。
| 区分 | 主な進学先 |
|---|---|
| 共学校 | 青山学院(2名)、國學院(7名)、中央大学附属(1名)、桐蔭(12名)、東海大学付属高輪(6名)、日本大学(2名)、法政大学第二(9名)、朋優学院(14名)、早稲田本庄(8名) |
| 男子校 | 慶應義塾(15名)、慶應志木(13名)、立教新座(14名)、早稲田学院(8名) |
| 女子校 | 日本女子大学(3名)、女子美術大学附属(1名)、玉川聖学院(9名) |
| 都立高校 | 青山(2名)、小山台(3名)、日比谷(6名) |
| 国立 | お茶の水女子大学附属(2名)、筑波大学附属(1名)、東京工業大学科学技術(1名) |
特筆すべきは、慶應義塾に15名、慶應志木に13名、立教新座に14名といった難関私立高校への合格者を多数輩出している点です。また、都立日比谷高校に6名の合格者を出しているなど、公立トップ校への実績も光ります。
偏差値だけでは見えにくい、9年一貫教育の成果がこの進学実績に表れているといえるでしょう。
清明学園中等部では、6~7年生で個性や学力の伸長を目指し、8~9年生で部活動や生徒会活動の中心的役割を担うようになります。主なクラブ活動は以下の通りです。
| 運動系クラブ | 文化系クラブ |
|---|---|
| バドミントン部 | 情報科学部 |
| 陸上競技部 | 料理部 |
| 音楽部 |
バドミントン部は毎朝と放課後週4回の練習に加え、隔週土曜にも活動しており、年間十数回の大会に出場しています。陸上競技部は大田区の春季・秋季大会への出場を目標に自己記録の更新を目指しています。
生徒会では、あいさつ運動や赤い羽根募金活動、百人一首大会などさまざまな活動が行われています。学校行事としては、歓迎遠足、体育祭、発表会などが年間を通じて実施されており、生徒が主体的に企画・運営に関わっています。
清明学園中等部の口コミ評価は、みんなの中学校情報において5点満点中4.09点(口コミ22件)と高い評価を受けています。東京都内の口コミランキングでは787校中90位にランクインしています。
全体として、少人数制ならではのきめ細かい教育と温かい校風が高く評価される一方、中等部になってからの学習量の増加に戸惑う生徒もいるようです。
ここまでの情報をもとに、清明学園中等部が特に向いているご家庭の特徴をまとめます。
清明学園中等部は、偏差値40~41という数値だけでは語り切れない教育の質と実績を持つ学校です。初等部5年・中等部4年という独自の9年一貫教育により、子どもの発達段階に合わせたきめ細かい指導が受けられます。
慶應義塾や日比谷など難関校への高い進学実績は、9年間の一貫した教育の成果を如実に示しています。年間学費約62万円という比較的手ごろな費用で、質の高い少人数教育を受けられる点も大きな魅力です。
清明学園中等部への受験を検討される方は、まず学校説明会や見学会に参加して、実際の学校の雰囲気を体感されることをおすすめします。最新の入試情報は清明学園公式サイトでご確認ください。