
中央大学附属中学校・高等学校(通称「中附」)は、東京都小金井市に位置する中央大学の附属校です。「中央大附属 偏差値」で検索される方が多い本校は、四谷大塚偏差値で男子68・女子69と、都内私立中学の中でもトップクラスの難易度を誇ります。中央大学への高い内部進学率(約87%)を持ちながら、自由な校風で生徒の自主性を重んじる教育が特徴です。
本記事では、中央大学附属中学校の偏差値、入試情報、学費、進学実績、教育の特色までを網羅的に解説します。受験を検討されているご家庭はぜひ参考にしてください。
中央大附属中学校の偏差値は、模試によって異なります。以下に主要模試ごとの偏差値をまとめました。
| 模試名 | 男子偏差値 | 女子偏差値 |
|---|---|---|
| 四谷大塚(80偏差値) | 61 | 63 |
| 首都圏模試センター | 68 | 69 |
| 日能研R4 | 59 | 61 |
第1回入試(2月1日)と第2回入試(2月4日)では、第2回の方が倍率・偏差値ともにやや高くなる傾向があります。これは第2回の募集人員が少ないことに加え、第1回で不合格だった受験生が再チャレンジするためです。
中央大学附属中学校は、MARCH附属校の中でも安定した人気を誇り、近年は偏差値が横ばいから微増傾向にあります。同レベルの併願校としては、明治大学付属明治中学校、法政大学中学校、青山学院中等部などが挙げられます。
| 項目 | 第1回 | 第2回 |
|---|---|---|
| 試験日 | 2月1日(日) | 2月4日(水) |
| 募集人員 | 男女約100名 | 男女約50名 |
| 合格発表 | 2月2日(予定) | 2月5日(予定) |
| 教科 | 配点 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 国語 | 100点 | 50分 |
| 算数 | 100点 | 50分 |
| 社会 | 60点 | 30分 |
| 理科 | 60点 | 30分 |
| 合計 | 320点満点 | 160分 |
国語と算数が各100点、社会と理科が各60点の4教科320点満点の構成です。合格に必要な得点率はおおよそ7割前後(約224点)が目安とされています。国語と算数の配点が高いため、この2教科の対策が合否を分ける重要なポイントです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:30 | 着席完了 |
| 8:50~9:40 | 国語(50分) |
| 10:05~10:55 | 算数(50分) |
| 11:20~11:50 | 社会(30分) |
| 12:15~12:45 | 理科(30分) |
中央大学附属中学校の学費は、私立中学校の中では標準的な水準です。以下に初年度の費用内訳を示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 290,000円 |
| 授業料(年額) | 612,000円 |
| 施設設備費(年額) | 280,000円 |
| 後援会費 | 23,400円 |
| 校友会費 | 10,600円 |
| 学年費 | 100,000円 |
| 初年度納入金合計 | 約1,315,800円 |
| (2年目以降の年額) | 約1,026,000円 |
上記のほか、制服・体育着などの学校指定用品や副教材費が別途必要です。納入方法は銀行預金口座からの自動振替となっています。なお、東京都の入学支度金貸付制度や国の高等学校等就学支援金制度の対象となる場合があります。
最新の学費情報は中央大学附属中学校公式サイト(学費について)でご確認ください。
中央大学の建学の精神「質実剛健」を基盤に、「明るく、強く、正しく」の校訓を掲げています。知育・徳育・体育の三者の調和ある教育活動を展開し、高い知性と豊かな感性を持つ社会有為の人材の育成を目指しています。
最大の特徴は自由な校風です。生徒の自主性を尊重し、文化祭や体育祭などのイベント、生徒会活動、部活動において、生徒が主体的に企画・運営に関わることが奨励されています。
ネイティブスピーカーの教員による指導のもと、身近なテーマについて調べ学習を行い、英語で発表するプログラムです。テーマは学年ごとに発展し、中1では「学校について」、中2では「地域について」、中3では「日本について」をテーマに取り組みます。
各学年で実施される「教養総合」では、生徒が自分の興味や関心のある分野を選択し、その分野についての研究・発表を行います。中央大学からのメンター派遣も行われており、大学レベルの学問に早い段階から触れることができます。
授業では体験型学習を重視し、フィールドワークを多く取り入れています。座学だけでは得られない実践的な学びを通じて、探究心と課題解決力を養います。
| 施設 | 特徴 |
|---|---|
| 図書館 | 蔵書18万冊超。大学・公共図書館並みの規模 |
| 図書館分館 | 中学校舎内に明るく開放的な分館を設置 |
| グラウンド | 砂入り人工芝。別に広大な人工芝グラウンドあり |
中央大学附属高等学校の最大の魅力は、中央大学への高い内部進学率です。2025年3月卒業生の進学状況は以下の通りです。
| 学部 | 進学者数 |
|---|---|
| 法学部 | 104人 |
| 商学部 | 63人 |
| 経済学部 | 60人 |
| 文学部 | 32人 |
| 理工学部 | 26人 |
| 総合政策学部 | 22人 |
| 国際情報学部 | 10人 |
| 国際経営学部 | 8人 |
例年85~90%の生徒が中央大学に内部進学しています。特に法学部への進学者が最も多く、中央大学法学部は全国的にも高い評価を得ている学部です。
中央大学以外にも、意欲のある生徒は他大学受験が可能です。主な進学先は以下の通りです。
| 区分 | 主な進学先 |
|---|---|
| 国公立大学 | 千葉大学、筑波大学、電気通信大学、東京農工大学、横浜国立大学 |
| 私立大学 | 慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、法政大学 |
| 医薬系 | 東京薬科大学、明治薬科大学 |
| 評価ポイント | 内容 |
|---|---|
| 教員の質 | 明るく面白い先生が多く、生徒の個性を受け止めてくれると好評 |
| 進路サポート | 相談に親身に対応してくれるとの声が多い |
| 校風 | 自由な雰囲気で、帰国子女にもフィットしやすい環境 |
| 学習面 | 宿題はやや多め。基礎学力の定着を重視 |
通学面では、最寄りの武蔵小金井駅から徒歩約23分と距離があり、スクールバスは運行されていません。路線バス(京王バス「中大循環」で約6分)を利用する生徒が多いですが、朝の時間帯は混雑する場合があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 中央大学附属中学校・高等学校 |
| 所在地 | 〒184-8575 東京都小金井市貫井北町3-22-1 |
| 電話番号 | 042-381-5413 |
| 設置区分 | 私立 |
| 男女区分 | 共学 |
| 最寄り駅 | JR中央線「武蔵小金井駅」北口よりバス約6分 |
| その他アクセス | 西武新宿線「小平駅」南口よりバス約12分 |
| 公式サイト | https://www.hs.chuo-u.ac.jp/junior/ |
| 教科 | 対策のポイント |
|---|---|
| 国語(100点) | 長文読解力が重要。記述問題への対応力を鍛える。文学的文章と説明的文章の両方を練習 |
| 算数(100点) | 基本問題を確実に得点しつつ、応用問題で差をつける。図形・場合の数の出題が多い傾向 |
| 社会(60点) | 地理・歴史・公民をバランスよく学習。時事問題への関心も重要 |
| 理科(60点) | 実験・観察に基づく問題が多い。基礎知識の正確な理解が求められる |
中央大学附属中学校は、偏差値61~69(模試により異なる)の難関校であり、中央大学への内部進学率87%という高い進学保証が最大の魅力です。「プロジェクト・イン・イングリッシュ」や「教養総合」など特色ある教育プログラム、蔵書18万冊の図書館をはじめとする充実した施設、そして生徒の自主性を重んじる自由な校風が、多くの受験家庭から支持されています。
2026年度入試は第1回が2月1日、第2回が2月4日に実施されます。4教科320点満点で合格ボーダーは約7割。国語と算数の配点が高いため、この2教科の対策を中心に据えた学習計画が重要です。
最新の入試情報は中央大学附属中学校 2026年度入学試験概要をご確認ください。