駒場東邦中学校・高等学校は、東京都世田谷区に所在する私立男子中学校・高等学校です。
この学校は東邦大学付属の教育機関として、1957年に設立されました。
学校は、完全な6年一貫教育を提供しており、高校からの募集は行っていません。授業は「R(ルーム)制」を採用しており、各Rが学年とクラスを表しています。例えば、13Rは1年生の3クラス目を意味します。
教育方針として、英語や理科実験、武道、技術などの授業は出席番号で2分割して行われています。
また、6年生からは文理別のクラス分けが行われ、志望大学種別や成績でのクラス分けは行われません。
週6日制で、月曜日から金曜日は1時限50分の授業が6時限、土曜日は4時限までの授業があります。部活動は1日2回、朝と放課後に実施され、日曜日も活動が可能です。
学校の施設としては、最近では2020年に人工芝生のグラウンドの工事が完成しました。
これは学校の歴史の中で、校舎の新築や増築、グラウンドの改修など、継続的な施設の拡充と改善が行われてきたことを示しています。
入試に関しては、毎年240名の募集を行っており、試験科目は算数、国語、理科、社会の4科目です。特に算数では記述問題が多く、他の科目でも記述式の問題が一定程度含まれています。
入試では知識量よりも思考力が重視される傾向にあります。入試日は毎年2月1日で、出願期間は1月10日から1月26日です。
学校の偏差値に関しては、東京都内の男子校の中で高い水準にあります。例えば、開成高等学校、筑波大学附属駒場高等学校などと同等またはそれに近い偏差値を持っています。
学校生活においては、様々な学年企画やクラブ活動が行われており、生徒たちの学校生活は活発なものとなっています。例えば、高校囲碁部が関東地区の大会に参加するなど、クラブ活動も盛んです。
このように、駒場東邦中学校・高等学校は、学術的な厳しさと豊かな学校生活が特徴の教育機関です。高い教育水準と充実した施設、多彩なクラブ活動などが、生徒たちの成長と発展を支えています。