

龍谷大学付属平安中学校は、京都市下京区に位置する私立の共学中高一貫校です。浄土真宗の精神を建学の理念に掲げ、1876年(明治9年)の創立以来、長い歴史と伝統を誇ります。龍谷平安の偏差値は39前後とされており、比較的チャレンジしやすい入試レベルでありながら、龍谷大学への内部進学をはじめとした充実した進学実績が大きな魅力です。
本記事では、龍谷大学付属平安中学校の偏差値や入試日程、学費、進学実績、教育の特徴などを網羅的に解説します。中学受験を検討されているご家庭に向けて、志望校選びに役立つ情報をお届けします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 龍谷大学付属平安中学校 |
| 所在地 | 京都府京都市下京区御器屋町30 |
| 電話番号 | 075-361-4231 |
| 設置区分 | 私立・共学 |
| 生徒定員 | 1,260名(男子630名・女子630名) |
| 公式サイト | 龍谷大学付属平安中学校 公式サイト |
龍谷大学付属平安中学校は、JR京都駅から徒歩圏内という交通至便な立地にあります。西本願寺のすぐ近くに校舎を構え、京都の歴史ある街並みの中で学校生活を送ることができます。龍谷大学の付属校として、大学との連携による充実した教育プログラムも大きな特色です。
龍谷大学付属平安中学校の偏差値は、男子・女子ともに39とされています(日能研R4偏差値基準)。関西圏の中学受験においては、比較的入りやすいレベルに位置づけられます。
| 性別 | 偏差値 |
|---|---|
| 男子 | 39 |
| 女子 | 39 |
ただし、偏差値は模試の種類や年度によって異なります。五ツ木・駸々堂模試の基準では50前後と評価されるケースもあり、受験する模試の基準を確認することが重要です。龍谷平安の偏差値だけを見ると入りやすい印象がありますが、近年は志願者数が増加傾向にあり、油断は禁物です。
2026年度入試の実質倍率を以下にまとめます。全体的に1.0~1.2倍の範囲で推移しており、多くの日程で高い合格率を示しています。
| 入試日程 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|
| A0(1/17) | 30 | 30 | 1.0倍 |
| A1・3科(1/17) | 4,647 | 4,641 | 約1.1~1.2倍 |
| A2(1/17午後) | 72 | 60 | 1.2倍 |
| B0(1/18) | 18 | 18 | 1.0倍 |
| B2(1/18午後) | 108 | 91 | 約1.1~1.2倍 |
| C1(1/19) | 57 | 51 | 約1.1~1.2倍 |
A0やB0の日程では倍率1.0倍となっており、受験者全員が合格しています。一方、A2やB2といった午後入試では若干の不合格者が出ているため、併願校の組み合わせを慎重に検討しましょう。
龍谷大学付属平安中学校では、1月中旬に複数の日程で入試が実施されます。受験生は自分に合った日程と科目数を選択できる柔軟な入試制度が特徴です。
| 日程名 | 試験日 | 試験科目 |
|---|---|---|
| A0 | 1月17日 | 国語 |
| A1・2科 | 1月17日 | 2科または3科 |
| A2 | 1月17日午後 | 2教科 |
| B0 | 1月18日 | – |
| B2 | 1月18日午後 | – |
| C1 | 1月19日 | – |
募集定員は男女合計90名です。A0入試では国語1教科のみで受験できるため、算数が苦手な受験生にもチャンスがあります。また、午後入試(A2・B2)は他校との併願がしやすく、受験スケジュールの自由度が高い点も魅力です。出願期間などの詳細は公式サイトで最新情報をご確認ください。
龍谷大学付属平安中学校の学費は、私立中学校としては比較的標準的な水準です。
| 費用項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 初年度納入金 | 約980,000円 |
| 年間学費(2年目以降) | 約860,000円 |
初年度は入学金を含むため約98万円、2年目以降は年間約86万円が目安です。これに加えて、制服代や教材費、修学旅行積立金などの諸費用が別途必要になります。なお、経済的な事情を考慮した奨学金制度や学費減免制度も設けられていますので、詳しくは学校に直接お問い合わせください。
龍谷大学付属平安中学校は、浄土真宗の精神を根幹とする「宗育(徳育)」を教育の柱に据えています。創立以来一貫して「ことば・じかん・いのち」という三つの大切を日常の心得として掲げ、他者に寄り添い、自己中心的な見方を離れることのできる人間の育成を目指しています。
毎朝の礼拝や宗教行事を通じて、感謝の心や命の大切さを学ぶ機会が豊富にあります。仏教系の学校ならではの落ち着いた校風は、思春期の子どもの心の成長をしっかり支えてくれるでしょう。
学習面では、PDCAサイクルをベースにした独自の学びの進め方を採用しています。計画を立て(Plan)、実行し(Do)、振り返り(Check)、修正する(Action)という一連のサイクルを、一人ひとりのニーズに合わせて確立。「メタ認知力と自走力」を養うことで、生徒が自ら学びを深められる力を育てます。
中高一貫の6年間を通じて、段階的かつ体系的なカリキュラムが組まれており、高校段階では以下の3つのコースに分かれます。
| コース名 | 特徴 |
|---|---|
| 選抜特進コース | 国公立大学・難関私立大学への現役合格を目指す |
| プログレスコース | 龍谷大学への内部進学を軸に幅広い進路を実現 |
| アスリートコース | スポーツと学業を両立し、全国レベルで活躍を目指す |
中学段階では「一貫選抜コース」として、中高6年間の学習カリキュラムが一体的に編成されています。高校受験を経ずに大学受験に向けた準備を早い段階から進められることは、中高一貫校の大きなメリットです。
龍谷大学付属平安高等学校の大学進学実績は以下のとおりです。系列校である龍谷大学への内部進学者が多いことが最大の特徴です。
| 大学区分 | 主な進学先 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 東大・京大 | 京都大学 ほか | 1名 |
| 旧帝大級 | 大阪大・神戸大 ほか | 2名 |
| 国公立大学 | 大阪公立大・京都府立大・金沢大 ほか | 25名 |
| 関関同立 | 関西大・関学大・同志社大・立命館大 | 57名 |
| 産近甲龍(龍谷大含む) | 龍谷大学を中心に | 417名 |
| 早慶上智 | 早稲田大・慶應大・上智大 | 3名 |
特筆すべきは、龍谷大学への進学者が毎年約300名前後に上る点です。付属校推薦制度を利用すれば、一定の基準を満たした生徒は龍谷大学への進学が保証されるため、安定した進路を確保しながら学校生活を送ることができます。
一方で、選抜特進コースからは京都大学をはじめとする難関国公立大学や関関同立への合格者も輩出しており、幅広い進路に対応できる学校です。進学実績の詳細は公式サイトの進学状況ページで確認できます。
龍谷大学付属平安中学校・高等学校は、部活動が非常に盛んなことでも知られています。特に野球部は甲子園出場の常連校として全国的に有名です。
| 運動部 | 文化部 |
|---|---|
| 野球 | 考古学研究 |
| 剣道 | 鉄道研究 |
| バスケットボール | 美術 |
| バドミントン | 吹奏楽 |
| フェンシング | 新聞(同好会) |
| 陸上競技 | |
| ソフトテニス | |
| 柔道 | |
| チアダンス |
フェンシング部や剣道部も全国大会出場の実績があり、文武両道を実践する校風が根付いています。アスリートコースの存在が示すように、学校としてもスポーツへの取り組みを強力にサポートしています。
龍谷大学付属平安中学校は、京都市の中心部に位置しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 京都府京都市下京区御器屋町30 |
| 最寄り駅 | JR京都駅(徒歩約15分)、阪急大宮駅(徒歩約10分) |
| バス | 京都市バス「西本願寺前」下車すぐ |
京都駅からのアクセスが良好なため、大阪・滋賀・奈良方面からの通学も十分に可能です。世界遺産・西本願寺に隣接する落ち着いた環境で、集中して学業に取り組めます。
ここまでの情報を踏まえ、龍谷大学付属平安中学校が特に向いている受験生像をまとめます。
龍谷大学付属平安中学校は、偏差値39と入試レベルとしてはチャレンジしやすい学校ですが、龍谷大学への内部進学制度や国公立大学への合格実績など、進路面での充実度が際立っています。浄土真宗の精神に基づく人間教育、PDCAサイクルを取り入れた学習指導、全国レベルの部活動など、6年間を通じて大きく成長できる環境が整っています。
受験をご検討の方は、学校説明会やオープンキャンパスに足を運び、実際の学校の雰囲気を肌で感じてみることをおすすめします。最新の入試情報や学校行事については、龍谷大学付属平安中学校 公式サイトをご確認ください。