國學院大學久我山中学高等学校は、東京都杉並区に位置する男女別学の私立中学校および高等学校です。この学校は、中学校からの内部進学生と高等学校からの外部進学生が別々のクラスに分けられる併設型の中高一貫校として運営されています。設置者は私立大学を運営する学校法人國學院大學で、男子部と女子部に分かれた完全な男女別学制を採用しています。
学校はスポーツにも力を入れており、特にラグビー部は全国高校ラグビー大会で5回の優勝経験があります。また、野球部やサッカー部など他のスポーツ部活動も全国大会での実績を持っています。
学校の歴史は1942年に岩崎通信機社長によって開校された岩崎学園久我山電波工業専門学校に遡ります。その後、久我山中学校が1944年に開校し、1948年には久我山高等学校が開校しました。1952年には学校法人國學院大學と合併し、現在の校名に変更されました。
学校の公式ウェブサイトによると、男子部は「心身の成長」に重点を置き、身体を鍛え心を育む教育を行っています。一方、女子部では「継承と発展」をテーマに、日本の伝統文化や礼儀作法、思いやりの心などを重視しています。
國學院大學久我山中学高等学校は、東京都内で偏差値が比較的高い学校の一つです。男子部の偏差値は概ね58程度、女子部は57程度とされています。この偏差値は、東京都内の他の私立男女別学校と比較しても高い水準にあります。