
青雲中学校・青雲高等学校は、長崎県西彼杵郡時津町に位置する私立の中高一貫校です。1975年の開校以来、「九州御三家」の一角として全国屈指の進学実績を誇り、東京大学や国公立大学医学部への合格者を毎年多数輩出しています。
本記事では、青雲高校の偏差値をはじめ、入試情報・学費・進学実績・教育方針・寮制度など、受験生と保護者が知っておくべき情報を網羅的にまとめました。
青雲高校・青雲中学校の偏差値は以下のとおりです。長崎県内では最高水準であり、全国的にもトップレベルの難易度を誇ります。
| 区分 | 偏差値 | 備考 |
|---|---|---|
| 青雲高等学校 | 75 | 長崎県内1位・全国9位(2026年度) |
| 青雲中学校 | 59~60 | 四谷大塚80偏差値基準 |
高校の偏差値75は、長崎県内の全高校で第1位にランクされる数値です。中学受験の偏差値は高校受験とスケールが異なるため単純比較はできませんが、九州圏の中学受験においては最難関クラスに位置づけられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 学校法人青雲学園 青雲中学校・青雲高等学校 |
| 所在地 | 長崎県西彼杵郡時津町左底郷245-2 |
| 設立年 | 1975年(昭和50年) |
| 区分 | 私立・中高一貫校(併設型) |
| 共学・別学 | 共学 |
| 初代理事長 | 速見雄吉(元長崎県副知事) |
| 公式サイト | https://seiun-jh.ed.jp/ |
青雲学園は、長崎の教育行政界の有力者や有志の教員らが「全国的に優秀な人材を育成する」という理念のもと設立した学校です。創立以来、学業だけでなく道徳・体力・精神力の向上を重視する「全人教育」を教育方針の柱として掲げています。
青雲高校の教育方針は、学業面の卓越性だけを追求するのではなく、道徳心・体力・精神力をバランスよく育てる「全人教育」にあります。この理念は創立以来一貫しており、柔道と剣道が必修科目となっていることにも表れています。
生徒一人ひとりの進学希望や学力に応じた指導を実現するため、以下のような授業体制を敷いています。
こうしたきめ細かい学習指導体制が、毎年の高い進学実績に直結しています。
青雲学園は1976年から敷地内に学生寮を併設しており、長崎県外からの入学者も安心して学校生活を送れる環境が整っています。
| 寮名 | 対象 | 部屋タイプ |
|---|---|---|
| 望山寮 | 中学生(男子) | 4人1部屋 |
| 和敬寮 | 高校生(男子) | 個室(1997年竣工) |
| 指定下宿(一二三荘・淳風寮・東望寮) | 高校生(女子) | 学校近隣の指定寮 |
特に高校生男子が入る和敬寮は全室個室であり、集中して学習に取り組める環境が用意されています。全国各地から志の高い生徒が集まる寮生活は、切磋琢磨できる青雲ならではの強みといえます。
青雲高校は毎年、東京大学・京都大学・国公立大学医学部をはじめとする難関大学に多くの合格者を輩出しています。2025年度(2025年3月卒業生)の主な合格実績は以下のとおりです。
| 大学名 | 合格者数 | うち現役 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 6名 | 3名 |
| 京都大学 | 5名 | 3名 |
| 大阪大学 | 4名 | – |
東京大学合格者の内訳は、文科一類1名・文科二類2名・文科三類1名・理科二類1名・理科三類(医学部)1名です。理科三類は日本最難関の入試として知られており、2025年度に合格者を出していることは特筆すべき実績です。
| 区分 | 合格者数 | うち現役 |
|---|---|---|
| 国公立大学医学部 | 51名 | – |
| 私立大学医学部 | 52名 | – |
| 医学部合計 | 103名 | 41名 |
卒業生約198名に対して医学部医学科合格者が103名(延べ数)という実績は圧倒的であり、医学部合格率の高さは全国でもトップクラスです。特に地元の長崎大学医学部には17名(現役12名)が合格しており、地域医療への貢献度も非常に高い学校です。
| 大学群 | 大学名 | 合格者数 | うち現役 |
|---|---|---|---|
| 早慶上理(計23名) | 慶應義塾大学 | 9名 | 2名 |
| 早稲田大学 | 7名 | 2名 | |
| 東京理科大学 | 6名 | 1名 | |
| 上智大学 | 1名 | – | |
| GMARCH(計16名) | 明治大学 | 8名 | 3名 |
| 中央大学 | 5名 | 1名 | |
| 青山学院大学 | 2名 | 1名 | |
| 関関同立(計16名) | 立命館大学 | 7名 | 1名 |
| 同志社大学 | 5名 | 4名 | |
| 関西学院大学 | 3名 | 2名 |
青雲中学校の入試は毎年1月に実施されます。以下に主な入試概要をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 男女200名 |
| 試験日 | 1月11日(例年1月中旬) |
| 試験科目 | 国語・算数・理科・社会の4教科 |
| 科目 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 60分 | 150点 |
| 算数 | 60分 | 150点 |
| 理科 | 40分 | 100点 |
| 社会 | 40分 | 100点 |
| 合計 | – | 500点 |
国語と算数が各150点満点と配点が高く、この2教科での得点力が合否を左右します。中学受験の対策としては、まず国語・算数の基礎力を盤石にしたうえで、理科・社会の得点を積み上げる戦略が効果的です。
青雲高等学校では、一般入試と特別専願入試の2種類の入試を実施しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 250名(内部進学生を含む) |
| 入試区分 | 一般入試・特別専願入試 |
| 科目 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 60分 | 100点 |
| 数学 | 70分 | 100点 |
| 英語(リスニング含む) | 60分 | 100点 |
| 理科 | 50分 | 100点 |
| 社会 | 50分 | 100点 |
| 合計 | – | 500点 |
高校入試は5教科均等配点ですが、数学の試験時間が70分と最も長く設定されている点が特徴です。数学の応用力が問われる問題が出題されるため、過去問演習を通じた十分な対策が不可欠です。
青雲高等学校の主な学費は以下のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 授業料(月額) | 55,000円 |
| 授業料(年額) | 660,000円 |
| その他年間経費 | 96,000円 |
| 部活動振興費(年額) | 3,600円 |
| 年間合計(概算) | 約759,600円 |
上記に加えて、入学時には入学金が別途必要です。また、寮に入る場合は寮費が加算されます。最新の学費情報や入学金の詳細は、公式サイトの生徒募集要項でご確認ください。
青雲高校は、久留米大学附設高校(福岡県)・ラ・サール高校(鹿児島県)と並んで「九州御三家」と称される九州を代表する進学校です。
その理由は、以下のような点にあります。
特に医学部への進学実績は目覚ましく、卒業生の約半数が医学部に合格するという数字は、全国の進学校の中でも際立った特徴です。
青雲中学校・青雲高等学校は、偏差値75を誇る長崎県トップの進学校であり、九州御三家の一角として全国的に高い評価を受けています。2025年度には東京大学6名(理科三類1名を含む)、医学部医学科103名合格という卓越した進学実績を残しました。
全人教育の理念に基づく教育環境、習熟度別の授業体制、全国から生徒が集まる寮制度など、学力を伸ばすための条件が整った学校です。中学受験・高校受験いずれの場合も、入試科目の特徴を踏まえた計画的な学習が合格への鍵となります。
最新の入試情報・学費・学校説明会の日程などは、青雲学園公式サイトでご確認ください。