

東北学院中学校・高等学校は、宮城県仙台市宮城野区に位置する私立の併設型中高一貫校です。1886年(明治19年)にキリスト教伝道者の養成を目的として創立され、130年以上の歴史を持つ東北地方屈指の伝統校として知られています。2022年度からは男女共学化が実施され、新たな時代を迎えました。
「LIFE LIGHT LOVE(命・光・愛)」を建学の精神に掲げ、キリスト教に基づく全人教育を実践しています。毎朝の礼拝や3年間を通じた聖書の授業など、人格形成を重視した教育が特徴です。
| 学校名 | 東北学院中学校・高等学校 |
|---|---|
| 所在地 | 〒983-8565 宮城県仙台市宮城野区小鶴字高野123番1 |
| アクセス | JR仙石線 小鶴新田駅北口より徒歩約10分 |
| 設立 | 1886年(明治19年) |
| 種別 | 私立・併設型中高一貫校(男女共学) |
| 学科・コース(高校) | 特別進学コース/TG総進コース |
| 公式サイト | https://www.jhs.tohoku-gakuin.ac.jp/ |
東北学院の偏差値は、高等学校と中学校で異なります。高等学校では2つのコースが設置されており、コースごとに偏差値が異なる点に注意が必要です。
| 学校・コース | 偏差値 | 備考 |
|---|---|---|
| 高等学校 特別進学コース | 65 | 宮城県私立高校トップクラス |
| 高等学校 TG総進コース | 62 | 東北学院大学推薦枠あり |
| 中学校 | 48 | 併設型中高一貫 |
高等学校の偏差値は62~65で、宮城県内の私立高校ランキングでは1位に位置しています。全国ランキングでは570位前後となっており、東北地方を代表する進学校の一つです。
特別進学コースは、最難関国公立大学や医学系大学への合格を目指すコースです。平日は毎日7時間授業が組まれ、7時間目終了後には16:40から18:00まで英語・数学・国語の3教科を中心とした放課後講習が実施されます。授業時間が長い分、難関大学への合格に必要な学力を着実に身につけることができます。
TG総進コースは、難関~中堅国公立大学や難関私立大学への進学を目標とするコースです。6校時限の日が設定されるなど、特別進学コースに比べて時間的な余裕があり、部活動との両立がしやすい環境が整っています。また、東北学院大学への推薦入学枠が確保されており、系列大学への内部進学を希望する生徒にも適したコースです。
両コースとも2年次に文系・理系に分かれ、それぞれの進路目標に合わせたカリキュラムが編成されます。
| 入試区分 | 出願期間 | 試験日 | 受験料 |
|---|---|---|---|
| 一般入試 A日程 | 2025年12月22日~2026年1月21日 | 2026年1月29日 | 14,000円 |
| 一般入試 B日程 | 2025年12月22日~2026年1月21日 | 2026年2月2日 | 14,000円 |
| 特別進学コース自己推薦入試 | 2025年12月22日~2026年1月8日 | 2026年1月14日 | 14,000円 |
高等学校入試では、一般入試(A日程・B日程)と特別進学コース自己推薦入試の3つの受験機会が用意されています。詳細な募集要項は公式サイトの高等学校入試ページで確認できます。
東北学院中学校の入試は、前期入試と後期入試の2種類が実施されます。前期入試はさらに「3教科型」と「総合問題型」に分かれています。
| 入試区分 | 試験科目 | 面接 |
|---|---|---|
| 前期入試(3教科型) | 国語・算数・英語 | 個人面接 |
| 前期入試(総合問題型) | 総合問題・作文・英語 | 集団面接 |
| 後期入試 | 総合問題・作文・英語 | 個人面接 |
中学校の偏差値は48程度で、入試の詳細は公式サイトの中学校入試ページをご確認ください。
東北学院中学校・高等学校は私立校のため、公立校と比較すると学費は高くなります。参考として、中学校の主な納付金は以下の通りです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 160,000円 |
| 授業料(年額) | 360,000円 |
| 諸費用 | 108,000円程度 |
なお、2026年度からは高等学校等就学支援金制度により、年間457,000円までの授業料支援金が年収制限なく受給可能となっています。最新の学費情報は公式サイトの学納金ページで必ずご確認ください。
東北学院高等学校は、東北地方有数の進学実績を誇ります。国公立大学から難関私立大学まで、幅広い大学への合格者を輩出しています。
| 大学群 | 合格者数 |
|---|---|
| 東京大学 | 2名 |
| 旧帝大+一工(東大除く) | 29名 |
| 国立大学(旧帝大+一工除く) | 131名 |
| 早慶上理ICU | 37名 |
| GMARCH | 112名 |
| 関関同立 | 81名 |
東京大学への合格者を出すなど、特別進学コースを中心に難関大学への進学実績が充実しています。また、卒業生の約3分の2は系列の東北学院大学へ内部進学しており、TG総進コースからの推薦入学制度が活用されています。残りの生徒は東北福祉大学をはじめとする宮城県内の大学や、指定校推薦を利用して関東・関西の大学へ進学するケースも見られます。
過去3年間の詳細な合格状況は公式サイトの進路情報ページで公開されています。
東北学院中学校・高等学校は、キリスト教精神に基づいた「質素勤勉」を校風としています。毎朝の礼拝の時間が設けられ、3年間を通じて聖書の授業が実施されるなど、宗教教育を通じた豊かな人格形成が教育の柱となっています。
2022年度から男女共学となり、これまでの135年にわたる男子校の伝統を受け継ぎつつ、多様な価値観を尊重する新たな学校づくりが進められています。
東北学院では国際理解教育にも力を入れており、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指しています。英語教育の充実に加え、異文化理解を深めるプログラムが用意されています。
文化部・運動部ともに活発な活動が行われています。特に放送部は全国大会に複数回出場するなど高い実績を誇ります。また、宮城県内の高校では珍しいレスリング部が設置されている点もユニークな特徴です。服装規定は比較的自由な一方、スマートフォンについては登校後に預ける必要があるなど、メリハリのある校則が設けられています。
東北学院中学校・高等学校は、以下のような生徒・ご家庭に特におすすめの学校です。
| 目的・タイプ | おすすめポイント |
|---|---|
| 難関大学を目指したい | 特別進学コースで東大・旧帝大レベルの学力を養成 |
| 東北学院大学への進学を考えている | TG総進コースから推薦入学枠を利用可能 |
| 中高一貫教育を受けたい | 中学校から6年間の体系的なカリキュラム |
| 人格教育を重視したい | キリスト教に基づく全人教育と毎朝の礼拝 |
| 部活動と学業を両立したい | TG総進コースなら時間的余裕を持って両立可能 |
| 共学環境で学びたい | 2022年共学化で多様な学びの環境が整備 |
東北学院中学校・高等学校は、130年以上の歴史を持つ東北地方屈指の伝統校です。高等学校の偏差値は特別進学コースが65、TG総進コースが62で、宮城県内の私立高校では最上位に位置しています。
キリスト教に基づく全人教育を柱とし、国公立大学や難関私立大学への合格実績も充実しています。2022年の共学化により、新たな時代の教育にも積極的に取り組んでいます。系列の東北学院大学への内部進学ルートが確保されている点も大きな魅力です。
入試や学費の最新情報は、必ず東北学院中学校・高等学校の公式サイトでご確認ください。