

佐久長聖中学・高等学校は、長野県佐久市に位置する私立の中高一貫校です。1964年に佐久高等学校として創立され、1995年に中学校を開校し中高一貫教育を開始しました。「自由と愛」を教育理念に掲げ、礼節・忍耐・誠実を重んじた人格教育と、確かな学力の養成を両立させています。
佐久長聖の偏差値は、中学校・高等学校それぞれで以下のとおりです。
| 入試区分 | 偏差値(首都圏模試) | 備考 |
|---|---|---|
| 本校入試(第1回・第2回) | 46〜52 | 長野県内での受験 |
| 東京入試 | 59〜61 | 首都圏からの受験者が対象 |
本校入試と東京入試では受験者層が異なるため、偏差値に差が生じます。本校入試は地元の受験生が中心で倍率も約1.2倍と比較的穏やかですが、東京入試は首都圏の受験生が多く受験するため偏差値が高めに出る傾向にあります。
| コース | 偏差値 | 目標 |
|---|---|---|
| 普通科I類 | 65 | 東大・国公立医学部など最難関大学への現役合格 |
| 普通科II類 | 59 | 大学進学とハイレベルな部活動の両立 |
高校の偏差値は長野県内の私立高校で第1位、県内全体でも第5位(179校中)にランクインしており、県内屈指の進学校としての地位を確立しています。
佐久長聖中学校では、本校入試と東京入試の計4回の受験機会が設けられており、首都圏からの受験生にも門戸を開いています。
| 入試区分 | 出願期間 | 試験日 | 募集人数 | 試験科目 |
|---|---|---|---|---|
| 本校1回(3科) | 10/27〜11/17 | 11/22 | 男女全合計90名 | 3科または4科 |
| 東京入試1 | 12/8〜1/5 | 1/12 | — | 4教科 |
| 東京入試2 | 12/8〜1/5 | 1/13 | — | — |
| 本校2回 | — | 1/24 | — | — |
東京入試は1月中旬に実施されるため、首都圏の受験生が2月の本命校受験前に「お試し受験」として活用するケースも多く見られます。合格すれば入学手続きの延期も可能なため、安心して受験に臨むことができます。
高校からの入学では、I類(最難関大学志望)とII類(進学・部活両立)の2コースから選択できます。また、II類にはゲームプログラミングコースやパフォーミングアーツコースなど、特色あるコースも設置されています。
私立の中高一貫校ということもあり、学費は公立校と比較するとやや高めです。以下に中学校の学費の目安をまとめます。
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| 初年度納入金合計 | 約1,000,560円 |
| 年間授業料等(2年目以降) | 約640,000円 |
| 入学金 | 約300,000円 |
| 入寮費(寮利用の場合) | 約170,000円 |
寮費を含めると初年度は約90万円〜100万円程度が必要です。制服代や教材費、遠征費などは別途かかります。最新の学費については、公式サイトの入試情報ページをご確認ください。
佐久長聖中学・高等学校の教育には、大きく分けて3つの柱があります。
中高一貫校の利点を活かし、6年間を見据えた効率的なカリキュラムを編成しています。高校課程ではI類(最難関大学志望)、II類(進学・部活両立)、III類(中高一貫生)の3コース制を採用し、一人ひとりの目標に合わせた指導を行っています。
佐久長聖では寮のことを「館(やかた)」と呼びます。約半数の生徒が入寮し、親元を離れた共同生活を通じて自立心や協調性を育みます。主な寮は以下のとおりです。
| 寮の名称 | 対象 |
|---|---|
| 聖朋館 | 中学生(希望者) |
| 聖徳館 | 高校男子(学習寮) |
| 聖修館 | 高校男子(運動部寮) |
| 聖心館 | 高校女子 |
毎晩設けられる学習会では、教師の指導のもと自習に取り組みます。スマートフォンの使用が原則禁止されているため、学習に集中できる環境が整っています。
佐久長聖では「世界のどこでも活躍できる人材の育成」を目指し、充実したグローバル教育を展開しています。
単に英語力を高めるだけでなく、異文化コミュニケーション力を養うことを重視している点が特徴です。
佐久長聖高等学校は、毎年難関大学への合格者を多数輩出しています。2025年度の主な合格実績は以下のとおりです。
| 大学カテゴリ | 主な合格先 | 合格者数(延べ) |
|---|---|---|
| 最難関国立大学 | 東京大学、京都大学、一橋大学、東京科学大学 | 各1名 |
| 旧帝国大学 | 北海道大学、東北大学、大阪大学、名古屋大学 ほか | 複数名 |
| 国公立大学 | 信州大学、筑波大学、千葉大学、お茶の水女子大学 ほか | 信州大10名以上 |
| 早慶上理 | 早稲田大学10名 ほか慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学 | 計29名 |
| GMARCH | 明治大学16名、東洋大学17名、日本大学17名 ほか | 計54名 |
| 国公立医学部医学科 | — | 4名以上 |
国公立医学部医学科にも毎年合格者を輩出しており、過去5年間で防衛医科大学校に4名が合格するなど、医学部志望者への指導にも定評があります。最新の合格実績は公式サイトの大学合格実績ページで確認できます。
佐久長聖は文武両道を掲げ、部活動も盛んです。特に駅伝部は全国高校駅伝での優勝経験があり、全国的に知られています。中学校で参加できる主な部活動は以下のとおりです。
| 運動部 | 文化部 |
|---|---|
| 軟式野球部 | 管弦楽部 |
| 柔道部 | 将棋部 |
| 剣道部 | 写真部 |
| 水泳部 | 映像部 |
| バスケットボール部 | 描写部 |
| ソフトテニス部 | 書道部 |
| 卓球部 | 英語部 |
| ダンス部 | ルービックキューブ部 |
百人一首クラブなどユニークな活動もあり、生徒の多様な興味関心に応える環境が整っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 佐久長聖中学・高等学校 |
| 設置区分 | 私立(共学) |
| 所在地 | 〒385-0022 長野県佐久市岩村田3638 |
| 電話番号 | 0267-68-6688 |
| 公式サイト | https://sakuchosei.ed.jp/ |
| お問い合わせ | お問い合わせフォーム |
JR小海線・しなの鉄道「佐久平駅」からバスで約10分、またはJR小海線「岩村田駅」から徒歩約15分でアクセスできます。北陸新幹線の佐久平駅が利用可能なため、首都圏からのアクセスも良好です。
佐久長聖中学・高等学校は、中学校の偏差値46〜61(入試区分による)、高校の偏差値59〜65の長野県屈指の私立中高一貫校です。寮での生活教育、充実したグローバルプログラム、そして東大・京大・国公立医学部への合格実績が特徴で、「世界のどこでも活躍できる人材」の育成に力を入れています。
東京入試を利用すれば首都圏からの受験も可能です。2026年度の入試に関する最新情報は、佐久長聖公式サイトの入試情報ページをご確認ください。