

金城学院中学校・高等学校は、愛知県名古屋市東区白壁に位置する私立の女子中高一貫校です。1889年にアメリカ合衆国長老教会の宣教師アニー・ランドルフによって創立され、130年以上の歴史を持つ名古屋屈指の伝統校として知られています。
プロテスタント・キリスト教の精神に基づき、「社会に参画し、主体的に生きる女性」の育成を教育理念として掲げています。完全中高一貫校のため高校からの募集は行っておらず、6年間を通じた一貫教育が大きな特徴です。
| 学校名 | 金城学院中学校・高等学校 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市東区白壁3-24-67 |
| 設立年 | 1889年 |
| 種別 | 私立女子校(完全中高一貫校) |
| 宗教 | プロテスタント・キリスト教 |
| アクセス | 名鉄瀬戸線「尼ヶ坂駅」徒歩約5分 / 地下鉄名城線「高岳駅」徒歩約15分 |
| 公式サイト | https://www.hs.kinjo-u.ac.jp/ |
金城学院中学校の偏差値は44前後とされており、愛知県内の私立中学校の中では中堅上位に位置しています。愛知県内の女子校としてはトップクラスの人気を誇り、毎年安定した志願者数を集めています。
完全中高一貫校であるため、高校偏差値は公表されていません。中学受験時の偏差値が入学の目安となります。
| 情報元 | 偏差値 | 備考 |
|---|---|---|
| みんなの中学校情報 | 44 | 愛知県内19位 |
| 各種模試平均 | 43~45 | 入試回・年度により変動 |
偏差値は年度や模試によって変動するため、志望校選びの際は最新の模試データを確認することをおすすめします。なお、金城学院中学校は複数の入試方式を設けているため、入試方式ごとに難易度が異なる点にも注意が必要です。
金城学院中学校では、複数の入試方式を実施しています。主な入試方式は以下の3種類です。
| 入試方式 | 試験科目 | 特徴 |
|---|---|---|
| 思考力入試(専願) | 思考力テスト | 専願のみ。思考力・表現力を重視した試験 |
| 四科入試 | 国語・算数・理科・社会 | 4教科の学力試験。最もスタンダードな方式 |
| 英語利用入試 | 英語を含む試験 | 英語力を活かせる入試方式 |
金城学院中学校の四科入試では、国語・算数・理科・社会の4教科が出題されます。いずれの教科も基礎から標準レベルの問題が中心ですが、記述問題や思考力を問う出題も見られます。
特に国語では文章読解力と記述力が求められ、算数では計算力に加えて図形問題への対応力が重要です。理科・社会は幅広い分野からバランスよく出題される傾向があります。
最新の入試日程や募集人数などの詳細は、金城学院中学校・高等学校 募集要項ページで公式情報をご確認ください。
金城学院中学校の学費は、私立中学校として標準的な水準です。以下に主な費用をまとめます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 200,000円(入学時のみ) |
| 授業料(月額) | 43,000円 |
| 授業料(年額) | 516,000円 |
| 生徒会・PTA入会金 | 1,500円(入学時のみ) |
| 生徒会・PTA会費(月額) | 1,300円 |
| 年間納付金合計(授業料等) | 約531,600円 |
上記のほか、修学旅行費、テキスト代、実習費、遠足・鑑賞会費用などの諸経費が別途必要となります。また、制服代や通学用品なども初年度に必要です。
経済的な支援制度として「金城サポート奨学金」が用意されており、経済的に就学が困難な生徒を対象に学費の減免を行っています。詳細は金城サポート奨学金のページをご覧ください。
金城学院では、プロテスタント・キリスト教の精神に基づいた教育を行っています。毎朝の礼拝を通じて、感謝の心や他者を思いやる姿勢を育んでいます。「科学的思考」「表現」「協働」の3つの力を柱とし、世界で通用する「Dignity(尊厳と品位)」を身につけた女性の育成を目指しています。
金城学院では探究学習に力を入れており、生徒が自ら課題を見つけ、調べ、考え、発表するプロセスを重視しています。英語教育にも注力しており、数学と英語は進度が速いカリキュラムが組まれています。
英検の級を保有する生徒は「Advanced English Class」を受講できるなど、個々のレベルに応じた学習環境が整っています。グローバル教育の一環として、海外研修や留学プログラムも用意されています。
金城学院の特色ある教育の一つが、全員がバイオリンを学ぶ音楽教育です。情操教育を大切にし、芸術を通じた豊かな感性の育成に取り組んでいます。
校舎は比較的新しく、清潔で明るい環境が整っています。図書館やICT設備も充実しており、快適な学習環境の中で6年間を過ごすことができます。
金城学院高等学校の卒業生は、併設の金城学院大学への内部進学と他大学への受験進学の2つの進路を選択できます。その比率はおおよそ半々(約50%ずつ)となっており、生徒の希望に応じた多様な進路が実現されています。
| 区分 | 合格者数 |
|---|---|
| 国公立大学 | 13名 |
| 旧帝大・一橋大・東京科学大 | 1名 |
| 国立大学(上記以外) | 11名 |
| 医学部 | 11名 |
| 早慶上理ICU | 20名 |
| GMARCH | 25名 |
| 関関同立 | 46名 |
| 金城学院大学(内部進学) | 約120名 |
金城学院高等学校の大きな特徴の一つが、「高大接続型推薦」による金城学院大学への進学制度です。この制度を利用すれば、一般入試を受けずに金城学院大学へ進学できます。金城学院大学は名古屋市内に位置する女子大学で、文学部・生活環境学部・国際情報学部・人間科学部・薬学部などの学部を擁しています。
他大学受験を選択する生徒も多く、国公立大学や難関私立大学への合格実績も着実に伸ばしています。特に早慶上理ICUへの合格者が20名、関関同立への合格者が46名と、中部地方だけでなく関東・関西の難関大学にも多くの合格者を輩出しています。
最新の進路状況の詳細は、金城学院中学校・高等学校 進路状況ページでご確認いただけます。
金城学院中学校は、みんなの中学校情報において5点満点中3.6点の評価を得ています。在校生や保護者からの主な口コミをまとめると、以下のような特徴が浮かび上がります。
| 評価項目 | 主な口コミ内容 |
|---|---|
| 学習環境 | 先生の指導力が高く、教育水準が充実している。数学と英語の進みが速い。 |
| 施設・設備 | 校舎が新しく清潔。明るい雰囲気で学校生活を送れる。 |
| 学校生活 | 女子校ならではの自由で活発な雰囲気。生徒は積極的で元気な子が多い。 |
| 保護者対応 | 保護者への支援が手厚く、安心して学校生活を始められる。 |
| 校則 | 携帯持ち込み禁止など、やや厳しいという意見もある。 |
総合的に見ると、伝統ある女子校として教育水準が高く、施設も充実している点が高く評価されています。一方で、校則の厳しさについては賛否両論がありますが、規律ある環境で学びたいご家庭にとっては安心材料となるでしょう。
金城学院中学校・高等学校は、以下のようなお子さん・ご家庭に特におすすめの学校です。
金城学院中学校・高等学校は、1889年創立の130年以上の歴史を持つ愛知県の名門女子中高一貫校です。偏差値は44前後で、プロテスタント・キリスト教の精神に基づいた教育を行っています。
学費は入学金20万円、年間授業料約52万円と私立中学校として標準的な水準です。金城学院大学への内部進学と他大学受験のどちらにも対応できる進路指導が強みで、国公立大学や早慶上理ICU、関関同立などへの合格実績も着実に伸ばしています。
充実した英語教育、探究学習、バイオリン教育など特色ある教育プログラムを備え、「社会に参画し、主体的に生きる女性」の育成に取り組んでいます。名古屋市東区の落ち着いた環境の中で、6年間の一貫教育を通じて確かな学力と豊かな人間性を育みたいご家庭にとって、有力な選択肢となるでしょう。
最新の入試情報や学校説明会の日程については、金城学院中学校・高等学校の公式サイトをご確認ください。