

仁川学院中学校・高等学校は、兵庫県西宮市甲東園に位置するカトリック系の私立共学校です。「力・愛・思慮分別」を教育理念に掲げ、生徒一人ひとりの潜在能力を引き出す教育を実践しています。中学入学時から「アカデミアコース」と「カルティベーションコース」の2コース制を採用し、進路目標に応じたきめ細かな指導が特徴です。
この記事では、仁川学院の偏差値・入試情報・学費・コース内容・大学合格実績など、受験を検討する保護者や受験生が知りたい情報を網羅的にまとめています。
仁川学院中学校の偏差値は、コースや入試日程によって異なります。以下の表をご確認ください。
| コース | 偏差値(男子) | 偏差値(女子) |
|---|---|---|
| アカデミアコース | 43 | 43 |
| カルティベーションコース | 39~41 | 39~41 |
仁川学院中学校の偏差値は39~43程度で、兵庫県内の私立中学校としては中堅レベルに位置します。アカデミアコースのほうがやや高めの偏差値となっており、難関大学を目指す生徒向けのコースとなっています。入試日程が後半になるほど倍率が上がる傾向があるため、第1次入試での受験が合格可能性を高めるポイントです。
高等学校からの入学の場合、コース別の偏差値は以下のとおりです。
| コース | 偏差値 | 目標進路 |
|---|---|---|
| 普通科アカデミアコース | 62 | 難関国公立大学 |
| 普通科カルティベーションSコース | 57 | 国公立大学・関関同立 |
| 普通科カルティベーションコース | 52 | 関関同立・産近甲龍 |
高校の偏差値は52~62で、コースによって10ポイントの差があります。高校2年進級時にはさらにアカデミアα、アカデミアβ、カルティベーションα、カルティベーションβの4コースに細分化され、より具体的な進路目標に合わせた学習が可能になります。
2026年度の仁川学院中学校の入試日程と科目は以下のとおりです。
| 入試名 | 試験日 | 出願期間 | 入試科目 | 募集定員 |
|---|---|---|---|---|
| 1次アカデミア | 1月17日 | 12/8~1/15 | 3教科(国算理) | アカデミア男女計35名 |
| 1次カルティベーション | 1月17日 | 12/8~1/15 | 2~3教科 | カルティベーション男女計70名 |
| 2次アカデミア | 1月18日 | 12/8~1/17 | 2教科(国算) | 若干名 |
| 3次アカデミア | 1月19日午後 | 12/8~1/18 | 2教科(国算) | 若干名 |
| ファイナルアカデミア | 1月21日午後 | 12/8~1/20 | 2教科(国算) | 若干名 |
1次入試のアカデミアコースでは国語・算数・理科の3教科が課されますが、2次以降は国語・算数の2教科で受験できます。カルティベーションコースの1次入試では理科が選択制となっており、2教科または3教科での受験が可能です。アカデミアコースの受験者は、出願時に廻し合格(カルティベーションコースでの判定)を希望することもできるため、複数の合格チャンスがあります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 競争倍率(男女共通) | 約3.4倍 |
入試全体の実質倍率は約3.4倍ですが、日程やコースによって差があり、1次入試は比較的合格しやすく、後半の日程ほど狭き門になる傾向があります。複数日程で受験することで合格可能性を高められるため、併願戦略が重要です。
アカデミアコースは、難関大学への進学を目指す生徒向けのコースです。大学での学術研究を意識した探究学習プログラムが特徴で、最終的には個人が設定したテーマで研究を行い発表することで、知的レベルを高めます。中学段階から発展的な学習内容に取り組み、高い学力の定着を図ります。
カルティベーションコースは、社会貢献・地域連携・国際交流などの体験活動を重視したコースです。基礎学力の徹底とともに、協働的な学びを通じて自らの可能性を広げることを目指します。高校進学時には、さらにレベルの高い「カルティベーションS」が開設され、学力の伸長に応じたステップアップも可能です。
| コース名 | 目標進路 | 特徴 |
|---|---|---|
| アカデミアα | 難関国公立大学 | 最上位の学力層、国公立二次対策を重視 |
| アカデミアβ | 国公立大学・難関私大 | 共通テスト対策と二次試験のバランス型 |
| カルティベーションα | 関関同立・中堅国公立 | 私大入試に特化した効率的カリキュラム |
| カルティベーションβ | 産近甲龍・その他私大 | 基礎固めと推薦入試対策を重視 |
6年間の成長を考慮し、学力と志望に応じて入学後にコース変更することが可能な柔軟な制度も、仁川学院の大きな魅力です。
仁川学院中学校・高等学校の学費は以下のとおりです。
| 費用項目 | 金額(円) |
|---|---|
| 入学金 | 250,000 |
| 施設費(入学時) | 250,000 |
| 初年度納入金合計 | 1,360,700 |
| 年間学費(2年目以降) | 810,700 |
| 冷暖房費(年額) | 12,000 |
| 生徒会費(年額) | 8,500 |
| 父母の会会費(年額) | 15,000 |
初年度は入学金・施設費を含め約136万円、2年目以降は年間約81万円の学費がかかります。兵庫県内の私立中学校の中では標準的な水準です。兵庫県の私立学校授業料軽減補助制度の対象となる場合があるため、世帯年収に応じた支援を受けられる可能性があります。
仁川学院高等学校の2025年度大学入試における合格実績は以下のとおりです。
| 大学名 | 合格者数 |
|---|---|
| 京都大学 | 1名 |
| 神戸大学 | 1名 |
| 広島大学 | 1名 |
| 山口大学 | 1名 |
| 富山大学 | 1名 |
| 長崎大学 | 1名 |
| その他国公立 | 6名 |
| 国公立合計 | 12名 |
| 大学グループ | 大学名 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 関関同立 | 関西大学 | 82名 |
| 関西学院大学 | 74名 | |
| 同志社大学 | 18名 | |
| 立命館大学 | 30名 | |
| 産近甲龍 | 京都産業大学 | 24名 |
| 近畿大学 | 180名 | |
| 甲南大学 | 39名 | |
| 龍谷大学 | 111名 |
2025年度は京都大学合格者を輩出し、国公立大学に12名が合格しました。関関同立には合計204名、産近甲龍には合計354名が合格しており、関西圏の主要私大に強い進学実績を持っています。特に近畿大学180名、龍谷大学111名、関西大学82名の合格者数が目立ちます。
| 大学名 | 合格者数 |
|---|---|
| 兵庫医科大学 | 14名 |
| 大阪医科薬科大学 | 3名 |
| 関西医科大学 | 1名 |
| 神戸薬科大学 | 5名 |
医療系への進学実績も充実しており、兵庫医科大学に14名の合格者を出しています。
仁川学院では、正規の授業以外にも充実した学習支援体制を整えています。
| 支援制度 | 内容 |
|---|---|
| 学内予備校 | 大手予備校講師による講座を校内で受講できる制度。通塾の負担なく受験対策が可能 |
| チューター制度 | ラーニングセンターに有名国公立大学の学生が常駐し、個別の学習指導を実施 |
| 寺子屋 | 放課後の自学自習時間。教員のサポートのもと集中して学習に取り組める環境 |
| 仁川の森 | 学内の畑で野菜を栽培する園芸プロジェクト。自然科学への関心を育む |
学内予備校やチューター制度があるため、外部の塾や予備校に通わずに大学受験対策ができる環境が整っている点は、保護者にとっても大きなメリットです。
仁川学院では、運動部・文化部ともに多彩な部活動が活動しています。
| 種別 | 部活動名 |
|---|---|
| 運動部 | アメリカンフットボール部、サッカー部、ソフトテニス部、バスケットボール部、野球部、剣道部、卓球部、女子バドミントン部、バレーボール部、硬式テニス部、水泳部、硬式野球部、薙刀部、陸上競技部 |
| 文化部 | E.S.S部、クッキング部、写真部、吹奏楽部、放送部、美術部、茶道部、軽音楽部、聖歌合唱部、ダンス同好会 |
アメリカンフットボール部や薙刀部など、他校にはあまり見られない特色ある部活動があるのも仁川学院の特徴です。カトリック校ならではの聖歌合唱部も設置されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 仁川学院中学校・高等学校 |
| 設置区分 | 私立・共学 |
| 所在地 | 〒662-0812 兵庫県西宮市甲東園2丁目13-9 |
| 電話番号 | 0798-51-3410 |
| コース(中学) | アカデミアコース、カルティベーションコース |
| 生徒定員 | 980名(男子490名・女子490名) |
| 公式サイト | 仁川学院中学・高等学校 公式サイト |
最寄り駅は阪急今津線「甲東園」駅で、駅から徒歩約5分の好立地にあります。西宮市の閑静な住宅街に位置し、落ち着いた学習環境が整っています。
仁川学院中学校・高等学校は、偏差値39~43(中学)・52~62(高校)の兵庫県西宮市にある私立共学校です。カトリックの精神に基づく教育理念のもと、アカデミアコースとカルティベーションコースの2コース制で、生徒それぞれの進路目標に合わせた指導を行っています。
2025年度は京都大学を含む国公立大学に12名、関関同立に204名の合格者を輩出するなど、確かな進学実績を残しています。学内予備校やチューター制度など独自の学習支援体制も充実しており、外部の塾に頼らない大学受験対策が可能です。
入試は1月中旬に複数日程で実施され、アカデミアコースでは3教科(1次)または2教科(2次以降)での受験が可能です。廻し合格制度もあるため、複数回受験で合格チャンスを広げられます。仁川学院の受験を検討されている方は、公式サイトで最新の入試情報をご確認ください。