

京都聖母学院中学校・高等学校は、京都市伏見区に位置するカトリック系の私立女子中高一貫校です。フランスのヌヴェール愛徳修道会を母体とするミッションスクールで、「愛と奉仕と正義」の建学の精神のもと、国際社会で活躍できる女性の育成を目指しています。
京都聖母学院の偏差値は、中学入試で44前後(女子)、高校入試では55~64(コースにより異なる)とされています。中学受験では比較的チャレンジしやすい偏差値帯ですが、充実した教育環境と豊富な指定校推薦枠を持つことから、コストパフォーマンスの高い学校として注目されています。
京都聖母学院中学校・高等学校では、生徒の進路目標に応じた4つのコースを設置しています。進級時にはコース変更も可能で、入学後の成長に合わせた柔軟な進路設計ができる点が特徴です。
| コース名 | 目標進路 | 特徴 |
|---|---|---|
| III類(最難関特進) | 京大・阪大・神大・医学部医学科 | 最難関国公立大の現役合格を目指すハイレベルなカリキュラム |
| II類(特進) | 国公立大・難関私大 | 国公立大やトップ私大を目指し、理系指定校推薦も活用 |
| I類(大学連携) | 私大文系・同志社女子大 | 同志社女子大学クラス(協定校推薦)や指定校推薦を活用 |
| GSC(グローバルスタディーズ) | 海外大学・私大文系 | 英語教育に特化し、中3で海外研修(約60万円)が必須 |
京大・阪大・神戸大や医学部医学科の現役合格を目標とするコースです。難関大対策に特化したカリキュラムが組まれており、少人数制のきめ細かい指導が特徴です。実際に医学部医学科への合格実績もあり、女子校ならではの落ち着いた学習環境で高い目標に挑戦できます。
国公立大学やトップレベルの私立大学を目指すコースです。理系分野の指定校推薦も活用でき、文系・理系のどちらにも対応した進路選択が可能です。
私立大学文系への進学を中心とするコースです。同志社女子大学への協定校推薦枠や、豊富な指定校推薦を活用できることが大きな強みです。毎年、推薦枠が余るほど充実しているという声もあり、確実な大学進学を目指す生徒に適しています。
海外大学や私立大学文系を目指すグローバル志向のコースです。英語教育を重視したカリキュラムが特徴で、中学3年次には海外語学研修が必須となっています(研修費用は約60万円)。国際的な視野を広げたい生徒に最適なコースです。
京都聖母学院中学校の入試は、複数の日程・方式で実施されます。受験機会が多く設けられているため、他校との併願がしやすい入試制度となっています。
| 入試区分 | 日程 | 科目 |
|---|---|---|
| A1・I類2科 | 1月17日 | 2科(国語・算数)または4科 |
| A2・I類 | 1月17日 午後 | 2教科 |
| B1・I類 | 1月18日 | 2科または3科 |
| B2・I類 | 1月18日 午後 | 2教科 |
| C・I類 | 1月24日 | 2教科 |
出願期間は11月22日から1月16日までで、自己推薦型の入試(作文またはプレゼンテーション形式)も用意されています。自己推薦型は事前の申し込みが必要です。
京都聖母学院中学校の入試は、2科受験が可能な日程が多く、算数・国語の2科目に集中した対策で受験できることが大きなメリットです。また、午後入試も実施されているため、同日の午前に他校を受験した後でもチャレンジできます。偏差値44前後と、中学受験の中では比較的取り組みやすい難易度であり、併願校としても人気があります。
京都聖母学院中学校・高等学校の学費について、初年度納入金と年間費用をまとめました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初年度納入金 | 約1,017,000円 |
| 年間学費(2年目以降) | 約867,000円 |
| 制定品(制服・靴・鞄・体操服等) | 約140,000円 |
| 保護者会入会金 | 4,000円 |
| GSCコース海外研修費(中3必須) | 約600,000円 |
初年度の納入金は約101万7,000円で、2年目以降は年間約86万7,000円です。京都府内の私立中学校としては平均的な水準です。GSCコースを選択する場合は、中学3年次の海外研修費用(約60万円)が別途必要となる点に注意が必要です。
京都聖母学院高等学校は、コースに応じた多彩な進学実績を誇ります。2025年度の主な合格実績は以下のとおりです。
| 大学・大学群 | 合格者数 |
|---|---|
| 国公立大学 | 20名 |
| 関関同立(関西大・関西学院大・同志社大・立命館大) | 58~76名 |
| 同志社女子大学 | 53名 |
| 近畿大学 | 33名 |
| 龍谷大学 | 27名 |
| 医学部医学科 | 合格実績あり |
特筆すべきは、同志社女子大学への協定校推薦枠の豊富さです。毎年50名以上が同志社女子大学に進学しており、I類コースの生徒にとって大きな強みとなっています。また、III類コースからは国公立大学や医学部医学科への合格者も輩出しており、コースごとに着実な進学実績を積み上げています。
指定校推薦枠が非常に充実しているのも京都聖母学院の大きな特徴で、「推薦枠が毎年余るほどある」との評判があります。確実に大学進学を実現したい生徒にとって、指定校推薦を活用できる環境は大きな魅力です。
京都聖母学院は、カトリックの教えに基づいた全人教育を実践しています。「愛と奉仕と正義」の建学の精神のもと、以下の3つの柱を大切にした教育が行われています。
女子校ならではの落ち着いた学習環境が整っており、「異性の目がない分、自由で居心地がよい」という在校生・卒業生の声も多く聞かれます。学業だけでなく、人間性を磨くことを重視した教育が、京都聖母学院の大きな魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 京都聖母学院中学校・高等学校 |
| 種別 | 私立女子校(中高一貫) |
| 設立母体 | 学校法人 聖母女学院(ヌヴェール愛徳修道会) |
| 所在地 | 〒612-0878 京都府京都市伏見区深草田谷町1 |
| アクセス | 京阪電車「藤森」駅下車 東へ徒歩約3分 |
| 公式サイト | https://www.seibo.ed.jp/kyoto-hs/ |
京阪電車の藤森駅から徒歩約3分と、非常にアクセスの良い立地です。京都市内はもちろん、大阪方面からも通学しやすい環境にあります。
京都聖母学院中学校・高等学校は、偏差値44前後から挑戦できる中学入試でありながら、充実したコース制と豊富な指定校推薦枠により、確かな大学進学実績を持つ学校です。特に同志社女子大学への協定校推薦枠は大きな強みであり、将来の進路を見据えた学校選びにおいて有力な選択肢となるでしょう。最新の入試情報や学校説明会の日程については、公式サイトをご確認ください。