
東海大学付属浦安高等学校・中等部(以下、東海大浦安)は、千葉県浦安市に位置する私立の中高一貫共学校です。東海大学の付属校として、中学・高校・大学の10年間にわたる一貫教育を実践しており、「知・徳・体のバランスがとれた教育を根底とした人格の形成」を建学の精神に掲げています。
本記事では、東海大浦安の偏差値や入試情報、学費、教育の特色、部活動、進学実績まで、中学受験を検討する保護者の方に必要な情報を網羅的にまとめています。
東海大浦安 中等部の偏差値は、模試によって基準が異なります。以下の表で主要模試ごとの偏差値を確認できます。
| 模試名 | 偏差値(男子) | 偏差値(女子) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 四谷大塚(80偏差値) | 38〜40 | 38〜40 | 合格可能性80%ライン |
| 首都圏模試センター | 45〜47 | 45〜47 | 合格可能性80%ライン |
| 日能研R4 | 35〜37 | 35〜37 | 合格可能性80%ライン |
東海大浦安の偏差値は入試回によっても変動します。推薦入試と一般入試(学力試験A・B)では難易度が異なるため、志望する入試区分に応じた対策が必要です。首都圏模試と四谷大塚では偏差値の算出基準が異なるため、複数の模試データを参照して総合的に判断しましょう。
| 入試区分 | 試験日 | 募集人員 | 試験科目 | 出願期間 |
|---|---|---|---|---|
| 推薦試験 | 12月1日 | 約70名 | 国語・算数・理科・社会(4教科) | 11/1〜11/25 |
| 学力試験A | 1月20日 | 約80名 | 4教科または2教科(国算) | 12月中旬〜1月上旬 |
| 学力試験B | 1月22日 | 約80名 | 4教科または2教科(国算) | 12月中旬〜1月上旬 |
| 科目 | 配点 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 国語 | 100点 | 50分 |
| 算数 | 100点 | 50分 |
| 理科 | 50点 | 理社合わせて60分 |
| 社会 | 50点 | 理社合わせて60分 |
4教科受験は300点満点、2教科受験(国語・算数のみ)は200点満点で判定されます。2教科受験の場合でも合格のチャンスがあるため、理科・社会の準備が間に合わない場合の選択肢として検討できます。
| 年度 | 推薦(300点満点) | 学力A・4科(300点満点) | 学力A・2科(200点満点) |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 184点 | 160点 | 103点 |
| 2024年度 | 198点 | 180点 | 117点 |
| 2023年度 | 205点 | – | – |
合格最低点は年度によって20点前後変動しています。近年は合格最低点がやや下がる傾向にありますが、国語と算数の基礎力を確実に固めておくことが合格への近道です。
東海大浦安 中等部の実質倍率は男子が約2.7倍、女子が約1.8倍となっています。付属校の中では比較的受験しやすい倍率ですが、年度による変動があるため、最新の情報を公式サイトで確認してください。
| 費目 | 金額(年額) |
|---|---|
| 初年度納入金合計 | 約1,008,800円 |
| 2年目以降の年間学費 | 約676,800円 |
初年度納入金には入学金、授業料、施設設備費、その他諸費用が含まれます。2年目以降は入学金を除いた授業料・施設費等が中心となるため、年間約68万円程度に抑えられます。千葉県の私立中学としては平均的な水準です。
詳細な学費の内訳や納入スケジュールについては、東海大浦安公式サイトの学費ページをご確認ください。
東海大浦安の最大の魅力は、中学・高校・大学を通じた10年間の一貫教育です。高校受験がないため、中学3年間を学業と部活動の両立に充てることができます。受験のプレッシャーから解放された環境で、じっくりと学力を養い、人間性を育むことができるのが付属校ならではの強みです。
東海大浦安では、文系・理系を偏りなくバランスよく配置した「文理融合型」の教育課程を採用しています。早期に文理を分けず、幅広い教養を身につけることで、将来の進路選択の幅を広げています。
東海大浦安は国際教育にも力を入れており、以下のような段階的なプログラムを実施しています。
| 学年 | プログラム | 内容 |
|---|---|---|
| 中学1年(選択) | Tokyo Global Gateway研修 | 実践的な英語コミュニケーション体験 |
| 中学3年(全員) | Tokyo Global Gateway研修 | 海外研修の事前学習として英語実習 |
| 中学3年 | ニュージーランド英語研修 | 現地での語学研修・異文化交流 |
Tokyo Global Gateway(TGG)では、ホテルや空港など実際の場面を想定した英語でのミッションに取り組みます。この体験がニュージーランド研修やオーストラリア修学旅行への橋渡しとなり、段階的に英語力と国際感覚を身につけていく仕組みです。
東海大浦安では、授業だけでなく、学校行事や部活動など全ての学校生活を通じて「人生にとってもっとも大切なものは何か」「いかに生きるべきか」を考える姿勢を養っています。知識や技術の習得にとどまらず、ヒューマニズムあふれる教養を重視し、人間・社会・自然・歴史・世界・文明について自ら考える力を育てることを目指しています。
東海大浦安の部活動加入率は9割を超えており、中高一貫のメリットを活かして中学3年生でも引退せずに部活動を続けられるのが大きな特徴です。
| 部活動名 | 特徴 |
|---|---|
| 柔道部 | 全国大会レベルの強豪 |
| 剣道部 | 全国大会レベルの強豪 |
| 水泳部 | 強豪として知られる |
| 陸上部 | 強豪として知られる |
| 野球部 | 千葉県内で実績あり |
| サッカー部 | – |
| バスケットボール部 | – |
| テニス部 | – |
| 卓球部 | – |
| バレーボール部 | – |
吹奏楽部、物理部、化学部、放送部、演劇部、生物部、文芸部、英会話部、美術部、釣り部、鉄道研究部、コンピューターサイエンス部、茶華道部など、幅広い文化活動が展開されています。
特に柔道部・剣道部は全国大会出場実績があり、武道館やバッティング練習場、テニスコートなど運動施設も充実しています。文武両道を実現できる環境が整っている点は、東海大浦安を選ぶ大きな理由の一つです。
東海大浦安の卒業生の約8割が東海大学へ内部進学しています。付属校推薦による進学では、以下の条件が考慮されます。
| 評価項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校の成績 | 日々の定期試験・通知表の成績 |
| 学園基礎学力定着度試験 | 高2・高3の4月に実施(英数国理社の5教科) |
| 学園高大連携総合試験 | 総合的な学力を測る試験 |
| 目安 | 上位30%程度に入ることが目標 |
東海大学は医学部・工学部・海洋学部をはじめ23学部を擁する総合大学です。毎年、東海大浦安から東海大学医学部に進学する生徒もおり、付属校のメリットを最大限に活かした進路選択が可能です。ただし、全員が推薦を得られるわけではなく、約20%の生徒は推薦を得られないため、日頃の学習努力が重要です。
東海大学以外にも、國學院大學、駒澤大学などの私立大学に進学する生徒もいます。付属校推薦を保持しながら他大学を受験できる制度の有無については、学校に直接確認することをおすすめします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 東海大学付属浦安高等学校・中等部 |
| 所在地 | 〒279-8558 千葉県浦安市東野3丁目11-1 |
| 電話番号 | 047-351-2371 |
| 設立 | 1988年(中等部) |
| 種別 | 私立・共学・中高一貫 |
| 定員 | 約233名 |
| 路線 | 最寄り駅 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 東京メトロ東西線 | 浦安駅 | バス約10分(5系統・6系統) |
| JR京葉線 | 舞浜駅 | 徒歩約18分またはバス約10分 |
| JR京葉線 | 新浦安駅 | バス約10分(5系統) |
最寄りのバス停は「東海大浦安高校前」です。複数路線からアクセスできるため、東京都内や千葉県内から通学しやすい立地です。
東海大浦安は、以下のような受験生・ご家庭に特におすすめの学校です。
東海大浦安は、受験偏重ではなく人間教育を重視する付属校ならではの環境で、6年間(中高)あるいは10年間(中高大)を通じたゆとりある学びが実現できる学校です。最新の入試情報や学校説明会の日程は、東海大学付属浦安高等学校・中等部公式サイトでご確認ください。