狭山ヶ丘高等学校付属中学校は、埼玉県入間市に位置する私立の中高一貫校です。高等学校への内部進学後は、1年間の独立クラスを経て外部生と共に学ぶ独自の体制を採用しています。高等学校には難関国立大進学を目指すI類から、スポーツ・文化活動と学業を両立するⅣ類までの多様なコースがあり、生徒の進路に応じた教育を提供しています。伝統と革新を兼ね備えた教育方針のもと、学問・スポーツ・文化の各分野で多くの実績を誇る学校です。
狭山ヶ丘高等学校付属中学校とは?
創立64周年の伝統が育む確かな教育
狭山ヶ丘高等学校は、創立64周年を迎えた進学校です。生徒たちは3年間の学びを通じて、難関大学合格を目指し、日々努力を重ねています。高い意欲と能力を持つ生徒が集まり、さらに磨きをかけることで、より高い目標を実現しています。
また、付属中学校の生徒は、6年間の一貫教育プログラムのもと、確実な進路実現に向けて着実に成長していきます。
充実した施設と学びの環境が整う狭山ヶ丘高等学校
狭山ヶ丘高等学校は、西武池袋線・武蔵藤沢駅から徒歩約15分の立地にあり、複数の駅からスクールバスも運行されています。校内には全館エアコン完備の快適な学習環境が整い、総合グラウンドやトレーニングルームを備えた義学館など、充実した設備が生徒の学校生活を支えています。
学習環境も整備されており、400人収容の講堂や100人収容の視聴覚室、理科実験室や音楽室など、専門的な学びを深める設備が豊富です。また、高校・中学それぞれに専用の図書館や自習室を設け、生徒の自主学習を支援しています。さらに、家庭科室や茶室、情報室など幅広い分野の学びを支える施設も充実しています。
体育館や広大な総合グラウンドでは、体育の授業だけでなく、野球・サッカー・バスケットボール・弓道など多様なクラブ活動が行われ、学業と部活動の両立をサポートしています。
狭山ヶ丘高等学校付属中学校の基本情報

将来を見据えた進路指導を重視する学校
狭山ヶ丘高等学校付属中学校は、中高一貫の教育を通じて、生徒が自身の進路を具体的に考え、実現できるよう指導を行っています。特に中学校では、「具体化」「自己分析」「思考力・発想力の向上」を重視し、将来の目標設定をサポートします。
具体的には、大学キャンパス見学や文化祭への参加を推奨し、実際の雰囲気を体感することで進学のイメージを明確にします。また、総合学習の時間を活用し、マインドマップやブレインストーミングなどの手法を用いた自己分析を実施。自分の強みや興味を見つめ直し、将来の選択肢を広げます。
こうした学びを通じて、生徒は学習の意義を理解し、主体的に進路を考える力を養います。本校は、生徒一人ひとりの未来を真剣に考え、成長を支援する学校です。
難関国公立大学現役合格を目指す充実の6年間
狭山ヶ丘高等学校付属中学校では、東京大学をはじめとする最難関国公立大学への現役合格を目指し、6年間の一貫した教育を行っています。学習の基盤となる「自学自習」の姿勢を育み、無理のない先取り学習を実施。さらに、朝ゼミや長期休業中のゼミを多数開講し、中学生専用の自習室を活用することで、集中して学習できる環境を整えています。
中学1・2年では基礎学力を充実させ、計画的な学習習慣を定着。中学3年・高校1年では、豊富な授業時数とPDCAサイクルを活用した学習で実力を伸ばします。高校2・3年では文理選択を行い、演習中心の授業で受験本番に備えます。目標を最後まで貫き通せるよう、一人ひとりに寄り添いながら指導し、進路実現を徹底的にサポートします。
研究レポート執筆とポスターセッションによる探究学習
狭山ヶ丘高等学校付属中学校では、生徒一人ひとりの探究心を育むため、2年生の3学期から研究レポートの執筆に取り組みます。「総合的な学習の時間」を活用し、論文執筆の基本を学びながら、自身の興味あるテーマについて深く探究します。
3年生では、研究成果を発表する場としてポスターセッションを実施。ポスターを用いたプレゼンテーションを通じて、他の生徒や教員に向けて自らの研究を発表します。発表にはICTを積極的に活用し、論理的思考力や表現力を養う機会としています。
受験情報:狭山ヶ丘高等学校付属中学校に合格するために

狭山ヶ丘高等学校付属中学校の入試情報(2025年度)
狭山ヶ丘高等学校付属中学校では、2025年度入試として一般入試を4回実施します。第1回は1月10日、第2回は1月12日、第3回は1月16日、第4回は2月6日に行われます。各回の募集人数は40名、25名、15名、若干名となっており、出願期間は12月2日から試験日前日までです。試験科目は算数・国語・理科・社会の4教科、算数・国語の2教科、または算数の1教科から選択可能です。合格発表は試験翌日に行われ、手続き締切日は2月10日となっています。
狭山ヶ丘高等学校付属中学校の学費
狭山ヶ丘高等学校付属中学校の初年度納入金は、入学金250,000円、施設費100,000円を含め、合計350,000円となります。年間学費は、授業料360,000円、施設維持費60,000円、その他の費用122,000円で、年間合計は542,000円です。初年度の総納入金は、初年度のみの納入金350,000円に年間学費542,000円を加え、合計892,000円となります。
受験情報(付属中学校)
狭山ヶ丘高等学校付属中学校では、受験生および保護者を対象に、学校見学説明会や個別相談会を実施しています。これらのイベントでは、学校の施設や教育内容について詳しく知ることができます。また、校外で開催される進学相談会にも積極的に参加しており、受験に関する情報提供も行っています。最新のイベント情報は、学校の説明会ページにて確認できます。
狭山ヶ丘高等学校付属中学校の魅力:なぜ選ばれるのか?

年間行事
狭山ヶ丘高等学校付属中学校では、年間を通じて様々な行事が行われ、生徒たちの成長を支えています。4月の入学式を皮切りに、5月にはスポーツテストと軽登山が実施され、仲間との協力や自己の限界に挑戦します。6月には理科実習や体育祭があり、学びと体力向上を重ねます。文化祭では創作劇や研究発表を通じて表現力を養い、10月には修学旅行が行われ、思い出を作ります。これらの行事を通じて、生徒たちは協力、自己成長、そして新しい知識を得ることができます。
狭山ヶ丘高等学校・同付属中学校の制服
狭山ヶ丘高等学校付属中学校の制服は、スクールカラーである紫を基調としたスタイリッシュで高級感のあるデザインです。冬服はウール70%、化繊30%の素材を使用し、ニュージーランド産のメリノウールを取り入れた丈夫で上質な仕上がり。撥水加工が施され、家庭での洗濯が可能です。中学生らしい溌剌とした印象を与えるえんじ色のネクタイが特徴的です。夏服は、男子がワイシャツとスラックス、女子がワイシャツにサマーベストとスカートを合わせたシンプルで爽やかなスタイル。女子はベストのオプションとして紺色のものも選べ、スラックスの選択肢もあり、個々のスタイルに合わせた着こなしが可能です。
部活動
狭山ヶ丘高等学校付属中学校には、様々な部活動があり、特に「強化部」では、部活動の競技力向上に力を入れています。Ⅰ類の生徒は原則としてこれらの部活動に入部できませんが、それ以外の生徒たちは、各部活動で活躍しています。
- 陸上部:全国高校駅伝に出場した実績があり、長い歴史を持つ強豪部です。
- 女子バレーボール部:県内屈指の強豪で、安定して県上位や関東大会に進出しており、2024年の高校総体や春の高校バレーに初出場しました。
- サッカー部:県内で毎年ベスト4に進出する実力を持ち、Jリーガーも輩出しています。
- 野球部:令和2年度の夏季埼玉県高等学校野球大会で初優勝を果たし、春夏秋を通じて初の埼玉県大会制覇を達成しました。
これらの部活動は、生徒たちに高い競技力やチームワークを養う場を提供し、日々の練習に励んでいます。
優れた大学合格実績
狭山ヶ丘高等学校付属中学校は、学業面でも優れた成果を上げています。2024年度の大学合格実績では、東大・京大をはじめ、旧帝大や一橋大学、東京科学大学などの難関国公立大学に多くの生徒が合格しています。また、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学を含む私立の名門大学にも多数の合格者を輩出しており、GMARCHや医学部にも力を入れています。これらの実績は、生徒一人ひとりの努力と、学校全体の教育環境の充実を反映しています。
明確な目的意識を持った進路指導
狭山ヶ丘高等学校付属中学校では、大学進学を見据えた徹底した進路指導を行っています。入学後すぐに、すべての生徒が大学入試に向けて学習を始め、教師陣による熱心な授業やゼミ、講習がサポートします。しかし、本校の進路指導は単に進学を目指すだけでなく、生徒が自分の進路に対して明確な目的意識を持つことを重視しています。進路ガイダンスや卒業生との進路講演会を通じて、「大学とは何か」「なぜ大学に行くのか」といった問いに答え、主体的に進学を選択できる力を養います。また、文理選択や志望校決定などの過程を経て、高い目標に向かって進んでいけるよう、三年間を通じて一貫した指導が行われます。
まとめ:狭山ヶ丘高等学校付属中学校で夢を叶えよう!
狭山ヶ丘高等学校付属中学校の魅力を再確認
狭山ヶ丘高等学校付属中学校は、質の高い教育と充実した学習環境、多彩なクラブ活動を提供することで、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す学校です。進学指導が充実しており、生徒は目標に向かって計画的に学習を進めることができます。また、地域との連携による実践的な学びや、卒業生の高い進学実績は、学校の信頼性と実績を物語っています。さらに、入学後の生活も充実しており、学業と課外活動のバランスが取れた環境が整っています。これらの魅力が、多くの受験生や保護者に選ばれる理由となっています。
受験生への心強い応援メッセージ
受験生の皆さん、狭山ヶ丘高等学校付属中学校への挑戦を考えていることを心から応援します。この学校は、皆さんの夢を実現するための素晴らしい環境とサポートを提供しています。困難な道のりかもしれませんが、努力と継続は必ず実を結びます。自分自身を信じ、一歩一歩前進していくことで、きっと望む未来に辿り着くことができるでしょう。狭山ヶ丘高等学校付属中学校での充実した学生生活が、皆さんの成長と成功を支えることを願っています。共に頑張りましょう!
よくある質問・口コミ評価
Q: この学校の学習環境はどうですか?
A: 学校内には中学生専用の学習室があり、英検対策講座やゼミも充実しています。勉強にもしっかりとサポートしてもらえ、子供も楽しく通っています。ただし、考査前などは学習室が混み合うことがあるので、その点を注意が必要です。
Q: 校則はどのようなものですか?
A: 校則は厳しくなく、服装や髪型に関しても大きな制限はありません。特に、髪型に関しては派手なツーブロックでなければ問題なく、服装の乱れについても厳しく指摘されることは少ないです。
Q: いじめの少なさについてはどうですか?
A: 学校ではいじめが少なく、男女共に仲良く過ごしています。多少の口喧嘩はあるかもしれませんが、いじめが問題になることはなく、みんなが穏やかに過ごしている印象です。
Q: 部活動は活発ですか?
A: 部活動は自由参加で、あまり活発ではありませんが、特に吹奏楽部が印象的で素晴らしい活動をしています。部活動に参加するかどうかは本人の選択に任されています。
Q: 制服についてどう思いますか?
A: 制服はシンプルでブレザータイプです。デザインが好きな子が多く、特に中学と高校で制服が共通している点も便利です。買い替えが必要なく、毎週水曜日に制服注文ができるのも良い点です。
Q: 進学実績についてはどうですか?
A: 進学実績は内部進学が多く、基本的に成績を取っていれば内部進学が可能です。進学条件は比較的緩いので、無理なく進学できる環境が整っています。