

藤女子中学校・高等学校は、北海道札幌市北区北16条西2丁目に位置するカトリック系の私立女子中高一貫校です。1925年にドイツの殉教者聖ゲオルギオのフランシスコ修道会によって創立され、2025年に創立100周年を迎えた伝統校として知られています。建学の精神は「ひとりひとりの咲くべき花を咲かせよう うつくしくやさしくしなやかに」であり、カトリックの愛の精神に基づいた全人教育を行っています。
藤女子中学校の偏差値は40~50程度とされており、北海道内の私立中学校の中では中堅校に位置づけられます。中学受験での入学が基本ですが、2025年度より高校「3ヵ年コース」を新設し、高校からの入学も可能になりました。
| 学校名 | 藤女子中学校・高等学校 |
|---|---|
| 所在地 | 〒001-0016 北海道札幌市北区北16条西2丁目 |
| アクセス | 地下鉄南北線 北18条駅 徒歩約5分 / 東豊線 北13条東駅 徒歩約9分 |
| 設立 | 1925年(大正14年) |
| 種別 | 私立・女子校(カトリック系) |
| 課程 | 中高一貫6ヵ年コース / 高校3ヵ年コース(2025年度新設) |
| 中学偏差値 | 40~50 |
| 公式サイト | https://www.fuji-gjshs.jp/ |
藤女子中学校の偏差値は、情報源によって40~50と幅がありますが、これは模試や算出基準の違いによるものです。北海道内の私立中学校としては中堅レベルに位置し、基礎的な学力があれば十分に合格を狙える水準です。
北海道の私立中学校は全国的に見ると数が限られており、札幌圏内の女子が受験できる私立中学校としては貴重な選択肢の一つです。偏差値だけで判断するのではなく、カトリック系の教育方針や中高一貫のカリキュラム、進学実績などを総合的に見て判断することが大切です。
| 学校名 | 偏差値目安 | 男女 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 北嶺中学校 | 58~62 | 男子校 | 医学部進学に強い |
| 立命館慶祥中学校 | 55~60 | 共学 | 立命館大への内部進学あり |
| 札幌日本大学中学校 | 48~55 | 共学 | 日大への推薦あり |
| 藤女子中学校 | 40~50 | 女子校 | カトリック系中高一貫 |
| 札幌大谷中学校 | 38~45 | 共学 | 音楽コースあり |
藤女子中学校・高等学校では、2017年4月より「65分5時間授業」を導入しています。従来の50分7時間授業から変更することで、1コマの中で深い学びを実現し、生徒が主体的・能動的に授業に参加できるアクティブラーニング型の学習を推進しています。
6年間の学習は段階的に構成されており、中学1~2年の基礎期で学習習慣の確立と基礎学力の定着を図り、中学3年~高校1年の充実期で応用力を養成します。高校2年からは理系コースと文系コースに分かれ、それぞれの進路目標に合わせた学習に取り組みます。
| 学年 | 段階 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 中1~中2 | 基礎期 | 学習習慣の確立、基礎学力の定着、65分授業への適応 |
| 中3~高1 | 充実期 | 応用力の養成、国数英の必履修科目習得、進路意識の形成 |
| 高2~高3 | 発展期 | 理系・文系コース選択、受験対策、医学部志望者は理系アドバンストも選択可能 |
創立100周年を機に、2025年度より高校からの入学生を受け入れる「3ヵ年コース」が新設されました。これにより、これまで中学受験でしか入学できなかった藤女子に高校受験から入学する道が開かれています。高校からの入学を検討される方は、最新の募集要項を公式サイトでご確認ください。
藤女子中学校の入試は、4教科の学力試験と個人面接で実施されます。英検取得者には加点措置がある点が特徴的です。以下に入試の概要をまとめます。
| 募集定員 | 160名 |
|---|---|
| 試験科目 | 国語・算数・社会・理科の4教科 + 個人面接 |
| 配点 | 国語120点(60分)、算数120点(60分)、社会80点(40分)、理科80点(40分) |
| 合計点 | 400点満点 |
| 英検加点 | あり(英検取得級に応じて総合点に加点) |
| 奨学生制度 | クサベラ・レーメ記念奨学生特別選考あり |
国語と算数が各120点と配点が高く、この2教科の出来が合否を大きく左右します。国語は読解力を中心に出題され、算数は基本的な計算力に加えて思考力を問う問題も含まれます。社会と理科は各80点ですが、基礎的な知識をしっかり固めておくことが重要です。
英検加点制度があるため、小学校のうちに英検を取得しておくと有利になります。面接では志望動機や学校生活への意欲が問われるため、学校説明会やオープンスクールに参加して学校への理解を深めておくことをおすすめします。
藤女子中学校では、入学試験の成績優秀者を対象とした奨学金制度があります。
| 区分 | 給付内容 |
|---|---|
| 奨学生A | 入学金のうち200,000円 + 毎月の授業料のうち20,000円(3年間給付) |
| 奨学生B | 入学金のうち200,000円 |
藤女子中学校の年間学費は約60万円とされており、北海道内の私立中学校としてはやや高めの水準です。ただし、中高一貫6年間の充実した教育環境や少人数制の指導体制を考慮すると、費用対効果は決して低くありません。
学費の詳細な内訳(入学金・授業料・施設費・その他諸費用)については、公式サイトの学費案内ページまたは学校事務所(TEL: 011-707-5001)にお問い合わせください。
藤女子高等学校は、北海道大学をはじめとする国公立大学や難関私立大学への合格実績を持っています。近年は難関校対策にも力を入れており、国公立大学や医学部への進学者数も増加傾向にあります。
| 区分 | 大学名・詳細 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 国公立大学 | 北海道大学 | 4名 |
| 札幌医科大学(医学部) | 1名 | |
| 小樽商科大学 | 1名 | |
| 奈良女子大学 | 1名 | |
| その他国公立大学 | 9名 | |
| 私立大学 | GMARCH合計 | 18名 |
| 関関同立合計 | 5名 | |
| 藤女子大学 | 44名 | |
| 海外大学 | 英国立バンガー大学 | 1名 |
国公立大学には合計16名が合格しており、旧帝大+一工が5名と健闘しています。GMARCH18名、関関同立5名と首都圏・関西圏の難関私大にも合格者を出しています。一方で、併設の藤女子大学への内部進学者も44名と一定数おり、多様な進路選択が可能です。
藤女子中学校・高等学校は、カトリックの愛の精神を土台とした人間教育を重視しています。宗教の授業やミサなどを通じて、他者を思いやる心や奉仕の精神を育みます。約100年の歴史の中で約2万人の卒業生を輩出しており、同窓会ネットワークも充実しています。
カナダやオーストラリアへの語学研修プログラムが用意されており、実践的な英語力の養成に力を入れています。入試での英検加点制度もあることから、学校全体として英語教育を重視している姿勢がうかがえます。
新しく改装された体育館や蔵書が充実した図書館など、学習環境・施設面での評価が高いのも特徴です。札幌市中心部からのアクセスも良好で、地下鉄南北線北18条駅から徒歩約5分という立地は通学に便利です。
在校生・卒業生からの口コミでは、学習環境や治安・アクセスの良さに高い評価が寄せられています。伝統的な校風に基づく規律ある学校生活を送ることができ、落ち着いた環境で学びたい生徒に向いている学校です。一方、校則がやや厳しいという声もあるため、学校説明会で実際の雰囲気を確認することをおすすめします。
藤女子中学校・高等学校は、北海道札幌市にある伝統あるカトリック系の女子中高一貫校です。偏差値は40~50で中堅レベルですが、65分授業によるアクティブラーニングの導入や、北海道大学をはじめとする国公立大学への合格実績など、教育の質には定評があります。
2025年度からは高校3ヵ年コースが新設され、高校からの入学も可能になりました。中学入試では4教科の筆記試験と面接が課され、英検加点制度や奨学生制度も整備されています。カトリック教育の伝統の中で、学力だけでなく豊かな人間性を育みたいご家庭にとって、検討に値する学校です。
最新の入試情報や学校行事については、藤女子中学校・高等学校公式サイトをご確認ください。