2026年度の首都圏中学入試を、エリア別・偏差値帯に整理しました。さらに、偏差値の割に進学実績が良い・倍率が落ち着いた「お得校・狙い目校」もリストアップします。志望校選びの参考にしてください。

⚠ 倍率の読み方(重要)
中学入試の「倍率」には2種類あります。
・出願倍率=応募者数 ÷ 募集定員(受験前の数字。併願や欠席を含むため高く出ます)
・実質倍率受験者数 ÷ 合格者数(入試後の確定値。難易度の実感に近い数字です)
本記事では各データがどちらの倍率かを明記しています。混同しないようご注意ください。

エリア別の傾向(2026年)

エリア 2026年の傾向
東京 やや増。増加分のほぼすべてが共学校志望。広尾学園(出願6.8倍)など共学人気校が高倍率。
神奈川 全般に減少。浅野(出願6.3倍)など一部人気校を除き倍率は落ち着き傾向。
千葉 前年並み。渋谷教育幕張は実質2.93倍に難化する一方、市川(実質2.15倍)・東邦大東邦・昭和秀英は過去最低水準まで緩和。
埼玉 1月10日午前の出願が近年最大規模。開智(実質1.48倍)・開智所沢が人気継続も、栄東Ⅱ(1.98倍)など合格者増で易化傾向の入試も。

ポイント:千葉・埼玉の難関校は「受験者数は多いが合格者も多く出すため、実質倍率は落ち着いている」学校が目立ちました。出願倍率の高さだけで難易度を判断しないことが大切です(例:渋谷教育幕張は出願9.3倍でも実質2.93倍)。

偏差値帯別の注目校(2026年)

偏差値帯 注目校(倍率の種類)
最難関(65以上) 開成(出願4.2倍)、桜蔭(出願2.5倍)、渋谷教育渋谷(出願5.8倍)、早稲田実業(女子出願6.9倍)
難関(60〜64) 海城(出願3.9倍)、広尾学園(出願6.8倍/全帯で最高水準の人気)、フェリス(出願2.7倍)
上位(55〜59) 渋谷教育幕張(実質2.93倍/千葉最難関・難化)
中堅以下 山手学院・公文国際・桐蔭学園など「お得校」が集まる(下記)

※偏差値は四谷大塚・日能研基準。倍率は「出願」「実質」を明記しています。

「お得校・狙い目校」リスト

「お得校」とは、偏差値の割にGMARCH以上の大学進学実績が良い、または倍率が落ち着いている学校を指します(出典:jukenpass の合格率指標)。学校の総合評価ではなく、あくまで一つの指標としてご参照ください。

東京エリア

学校名 偏差値 コメント
宝仙学園理数インター 43 東京お得校No.1
順天 44
光塩女子学院 42
駒込 42

神奈川エリア

学校名 偏差値 コメント
山手学院 51 神奈川お得校トップ
公文国際学園 52
桐光学園 43〜50
桐蔭学園 49

2026年に「チャンス年」だった可能性のある難関校

  • 麻布(偏差値65):志望者が前年比88%に減少。最難関でチャンス年だった可能性。
  • 聖光学院(2月2日):志望者が前年比約90%に減少。神奈川最難関で狙い目に。
  • 開智(埼玉・実質1.48倍):受験者増でも合格者を積み増し、過去数年で最も緩和。
  • 市川・東邦大東邦・昭和秀英(千葉):いずれも実質倍率が過去最低水準。

※「志望者前年比」「狙い目」は入試前の志望動向・予測に基づくもので、結果の確定倍率とは区別してご覧ください。

データに関する注記
本記事の数値は、各学校・教育委員会の公式発表および大手塾・模試(首都圏模試センター、四谷大塚、日能研ほか)が公表したデータを基に編集部がまとめたものです。「速報値」は繰上合格などにより今後変動する可能性があります。確認できなかった項目は「不明」と記載し、推測での補完は行っていません。最新かつ正確な数値は必ず各校公式サイトでご確認ください。

主な出典

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drorich
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